「ウィングメーカー」750年後の未来から来た人類
今日は2、3年くらい前に有名なあるブログで拝見した、未来から来たという『ウィングメーカー』のことが、再度、zeranumさんのところで取り上げられていましたので、懐かしく思って、拾ってみました。
以前見た方のブログでは、ほとんどの音楽の動画が消去されていました〜!!
ということは、やはり、この情報は信憑性がある、という証拠ですね。
それで、再度、このウィングメーカーの動画を検索してみました。
あります、あります、以前に増して、豊富に登場していました。
本記事と同様に、音楽もどうぞ、お楽しみ下さい。
750年後の未来から来た人類
「ウィングメーカー」
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/750-cb2a.html
転載元=zeraniumブログさんから
RABI FARAH Music - WingMakers-Chamber 01
http://youtu.be/_UyxCDl3QJQ
南米の地下施設においては、さらにそのほかにも奇妙なものが発見されています。
今から40年ほど前、ニューメキシコ北部の渓谷で、ハイキングをしていた若者たちが奇妙な人工物とペトログリフ(洞窟壁画や文字や記号)を発見しました。この話はすぐに国中に伝わり、ニューメキシコ大学の考古学者が調査に乗り出しました。しかしそこにあったものは、これまでに発見された他の遺跡や絵画などとの共通項がいっさいなく、まったく見当がつきません。それで考古学者たちは世界中の学者たちに呼びかけ、共同調査をすることを提案したのでした。
しかしなぜか、そこにアメリカのNSA(国家安全保障局)が乗り込んで来て、発見された施設を閉鎖してしまったのです。その理由は、どうやらそれらは単なる遺跡ではなく、地球外起源のものらしいと嗅ぎ付けたからでした。彼らはその遺跡を「エンシエント・アロー」と命名し、大規模な発掘プロジェクトを組織しました。しかしNSAの徹底的な調査にもかかわらず、何も解明することができなかったのでした。
その後20年が経った1994年に、その渓谷である変化が起こりました。
そのエンシェント・アロー遺跡の周りで大規模な岩盤の崩落が起きたのです。その崩落の後、調査に乗り出したNSAは、そこで驚くべきものを発見しました。その遺跡の奥に巧妙に隠されていた地下への入り口を発見したのです。
中に入ると全体が螺旋(らせん)構造になって地下へと通じており、そこには1から始まって23番までの部屋が存在していたのです。それぞれの部屋には謎のペトログリフ(洞窟壁面や文字や記号)とヒエログリフ(古代エジプト由来の文字や記号)、そして明らかに人工遺物とわかる数々の品がありました。
そして彼らが最後の23番目の部屋に入ったとき、、小さな光ディスクを発見したのです。その小さな光ディスクにその遺跡を解く鍵があるとにらみ、その後2年をかけて解明に乗り出したのですが、情報にアクセスするコードすら発見することができませんでした。解読をあきらめたNSAはこのプロジェクトを打ち切ることを決めたのですが、解読を担当していた2人の科学者のたっての願いで、解読作業が細々と続けられることになりました。
そしてそれから5ヵ月後、2人はついにアクセスコードを解読し、光ディスクから8000ページにも及ぶ情報を引き出すことに成功したのです。さらに6ヶ月かけて、その情報を英訳する方法も見つけたのです。するとそこには、哲学論文や科学論文、音楽、詩歌などが収録されており、さらにその製作者についても明かされていたのです。それによると一連のその遺物群はタイムカプセルだと言っており、製作者たちは自分たちのことを「ウィングメーカー」と呼んでいたのです。
WingMakers DVD TimeSpace
http://youtu.be/pIESHuS9lNc
750年後の人類からのメッセージ
ウィングメーカーは、また自分たちのことを、「およそ750年後の未来から来た人類の代表者」であると説明しました。750年後に生きる人類ということは、私たち人類が生きている世界と同時進行で展開されている「パラレルワールド」(多次元並行世界)の住人ではないかと思われます。おそらくその役割は次元を超越して、順繰りに受け継がれているのでしょう。ですから現在の我々がその謎を解明したら、やはり同じく、別のパラレルワールドで生きている750年前の人類に情報を伝えるべき時が来るはずです。
そしてウィングメーカーが言うには、一連の遺物群はタイムカプセルであると、人類が未来を生き抜くために必要な情報がそれに収められており、これは最初に発見されたこの遺物を含めて世界には7つのこうしたものが存在する、必要になった時に必要なタイムカプセルが順繰りに発見されるように、前もって精緻なプログラミングがされている、ということでした。
つまり、ここニューメキシコにおけるエンシエント・アローの発見も、また岩盤の崩落によって23の部屋と光ディスクが見つかったことも、単なる偶然ではないということのようです。ちなみに情報によると、まだ発見されていない残りの6つのタイムカプセルのおおよその位置は、次ぎの通りです。
・ ペルーのクスコ付近
・ アフリカ中央部チャド湖周辺
・ フィンランドのヘルシンキ北部
・ 中国の広東省付近
・ オーストラリア中央南部
・ 南極のウィルクスランドにあるヴォストーク湖付近
光ディスクの謎を解読した科学者は、そのものすごい情報に興奮しましたが、同時に大きな恐怖も感じました。なぜならその情報は750年後を生きている人類が残した伝言なわけで、当然、これからの未来に起きることが書かれているからです。科学者はその未来の予言にまさに慄然(りつぜん)としたと思われます。そしてこの情報は秘中の秘とされ、厳重に隠蔽されることになりました。
しかしこの科学者たちは、この情報はアメリカ諜報機関(NSA)だけが握って伏せておいていいものではなく、全世界に公開されるべきだと考えました。なぜなら人類全体の未来に関する重要な情報が書かれてあったからです。そこで彼らはNSAに情報の公開を要求しましたが、拒否されるとともに退職を勧められました。しかし重要機密を知る人間が退職するということはどういう意味を持っているかわかるでしょうか。当然、重要機密を持ったまま退職されると困るわけで、そのまま退職させるわけにはいきません。
そこで行なわれることは、その記憶を操作して重要機密事項に関する情報を消してしまうことです。彼らが情報公開を要求した時点で、彼らは「危険人物」扱いになったはずなので、本人の了解を得ずに強制的に記憶操作をされるわけです。それで彼らは、記憶操作される前に情報を公開しなければ2度とチャンスはないと意を決し、科学者は組織から脱走したのです。
しかし科学者は、組織がリモートビューイング(遠隔透視)を使って、世界中どこへ逃げようとも追跡できる能力者を囲っていることを知っていました。だから自分はいつか捕まることを覚悟の上で、組織から持ち出した情報を公開することを決心しました。科学者はあるジャーナリストに連絡をとり、情報を全世界に公開するように依頼しました。その若いジャーナリストは現実的な考え方をするタイプの人間で、最初は信じなかったようですが、さまざまな文書や写真、またデータから得られたテクノロジーを実際に再現した機械などを見せられ、それらが本物であることを確信するに至りました。
Bring Me Back To Life
http://youtu.be/43Szm_YqaYA
ジャーナリストは、都合5回にわたって科学者にインタビューを行ない、科学者が勤務していたNSAの機密機関に関する情報や、光ディスクに収められていたデータ、タイムカプセルとウィングメーカーについての情報などを提供されました。また科学者からは見返りの要求は一切なく、ひたすら持っているすべての情報を公開してくれました。そうして接触を重ねていたある日、約束の時間と指定の場所に彼は現れず、それを最後に連絡が一切取れなくなりました。
ジャーナリストは、「捕まったか、あるいは殺されたのだろう。いずれにしても提供されたこの情報を発表しなければ」と決心しました。しかし組織からの妨害が入ることを恐れ、書籍や雑誌などによる公開は避け、無料のウェブサイトによる公開をに踏み切ったのです。
book 『いよいよ「超霊的パワー」が世界を開放します』 田村珠芳著 徳間書店
以前見た方のブログでは、ほとんどの音楽の動画が消去されていました〜!!
ということは、やはり、この情報は信憑性がある、という証拠ですね。
それで、再度、このウィングメーカーの動画を検索してみました。
あります、あります、以前に増して、豊富に登場していました。
本記事と同様に、音楽もどうぞ、お楽しみ下さい。
750年後の未来から来た人類
「ウィングメーカー」
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/750-cb2a.html
転載元=zeraniumブログさんから
RABI FARAH Music - WingMakers-Chamber 01
http://youtu.be/_UyxCDl3QJQ
南米の地下施設においては、さらにそのほかにも奇妙なものが発見されています。
今から40年ほど前、ニューメキシコ北部の渓谷で、ハイキングをしていた若者たちが奇妙な人工物とペトログリフ(洞窟壁画や文字や記号)を発見しました。この話はすぐに国中に伝わり、ニューメキシコ大学の考古学者が調査に乗り出しました。しかしそこにあったものは、これまでに発見された他の遺跡や絵画などとの共通項がいっさいなく、まったく見当がつきません。それで考古学者たちは世界中の学者たちに呼びかけ、共同調査をすることを提案したのでした。
しかしなぜか、そこにアメリカのNSA(国家安全保障局)が乗り込んで来て、発見された施設を閉鎖してしまったのです。その理由は、どうやらそれらは単なる遺跡ではなく、地球外起源のものらしいと嗅ぎ付けたからでした。彼らはその遺跡を「エンシエント・アロー」と命名し、大規模な発掘プロジェクトを組織しました。しかしNSAの徹底的な調査にもかかわらず、何も解明することができなかったのでした。
その後20年が経った1994年に、その渓谷である変化が起こりました。
そのエンシェント・アロー遺跡の周りで大規模な岩盤の崩落が起きたのです。その崩落の後、調査に乗り出したNSAは、そこで驚くべきものを発見しました。その遺跡の奥に巧妙に隠されていた地下への入り口を発見したのです。
中に入ると全体が螺旋(らせん)構造になって地下へと通じており、そこには1から始まって23番までの部屋が存在していたのです。それぞれの部屋には謎のペトログリフ(洞窟壁面や文字や記号)とヒエログリフ(古代エジプト由来の文字や記号)、そして明らかに人工遺物とわかる数々の品がありました。
そして彼らが最後の23番目の部屋に入ったとき、、小さな光ディスクを発見したのです。その小さな光ディスクにその遺跡を解く鍵があるとにらみ、その後2年をかけて解明に乗り出したのですが、情報にアクセスするコードすら発見することができませんでした。解読をあきらめたNSAはこのプロジェクトを打ち切ることを決めたのですが、解読を担当していた2人の科学者のたっての願いで、解読作業が細々と続けられることになりました。
そしてそれから5ヵ月後、2人はついにアクセスコードを解読し、光ディスクから8000ページにも及ぶ情報を引き出すことに成功したのです。さらに6ヶ月かけて、その情報を英訳する方法も見つけたのです。するとそこには、哲学論文や科学論文、音楽、詩歌などが収録されており、さらにその製作者についても明かされていたのです。それによると一連のその遺物群はタイムカプセルだと言っており、製作者たちは自分たちのことを「ウィングメーカー」と呼んでいたのです。
WingMakers DVD TimeSpace
http://youtu.be/pIESHuS9lNc
750年後の人類からのメッセージ
ウィングメーカーは、また自分たちのことを、「およそ750年後の未来から来た人類の代表者」であると説明しました。750年後に生きる人類ということは、私たち人類が生きている世界と同時進行で展開されている「パラレルワールド」(多次元並行世界)の住人ではないかと思われます。おそらくその役割は次元を超越して、順繰りに受け継がれているのでしょう。ですから現在の我々がその謎を解明したら、やはり同じく、別のパラレルワールドで生きている750年前の人類に情報を伝えるべき時が来るはずです。
そしてウィングメーカーが言うには、一連の遺物群はタイムカプセルであると、人類が未来を生き抜くために必要な情報がそれに収められており、これは最初に発見されたこの遺物を含めて世界には7つのこうしたものが存在する、必要になった時に必要なタイムカプセルが順繰りに発見されるように、前もって精緻なプログラミングがされている、ということでした。
つまり、ここニューメキシコにおけるエンシエント・アローの発見も、また岩盤の崩落によって23の部屋と光ディスクが見つかったことも、単なる偶然ではないということのようです。ちなみに情報によると、まだ発見されていない残りの6つのタイムカプセルのおおよその位置は、次ぎの通りです。
・ ペルーのクスコ付近
・ アフリカ中央部チャド湖周辺
・ フィンランドのヘルシンキ北部
・ 中国の広東省付近
・ オーストラリア中央南部
・ 南極のウィルクスランドにあるヴォストーク湖付近
光ディスクの謎を解読した科学者は、そのものすごい情報に興奮しましたが、同時に大きな恐怖も感じました。なぜならその情報は750年後を生きている人類が残した伝言なわけで、当然、これからの未来に起きることが書かれているからです。科学者はその未来の予言にまさに慄然(りつぜん)としたと思われます。そしてこの情報は秘中の秘とされ、厳重に隠蔽されることになりました。
しかしこの科学者たちは、この情報はアメリカ諜報機関(NSA)だけが握って伏せておいていいものではなく、全世界に公開されるべきだと考えました。なぜなら人類全体の未来に関する重要な情報が書かれてあったからです。そこで彼らはNSAに情報の公開を要求しましたが、拒否されるとともに退職を勧められました。しかし重要機密を知る人間が退職するということはどういう意味を持っているかわかるでしょうか。当然、重要機密を持ったまま退職されると困るわけで、そのまま退職させるわけにはいきません。
そこで行なわれることは、その記憶を操作して重要機密事項に関する情報を消してしまうことです。彼らが情報公開を要求した時点で、彼らは「危険人物」扱いになったはずなので、本人の了解を得ずに強制的に記憶操作をされるわけです。それで彼らは、記憶操作される前に情報を公開しなければ2度とチャンスはないと意を決し、科学者は組織から脱走したのです。
しかし科学者は、組織がリモートビューイング(遠隔透視)を使って、世界中どこへ逃げようとも追跡できる能力者を囲っていることを知っていました。だから自分はいつか捕まることを覚悟の上で、組織から持ち出した情報を公開することを決心しました。科学者はあるジャーナリストに連絡をとり、情報を全世界に公開するように依頼しました。その若いジャーナリストは現実的な考え方をするタイプの人間で、最初は信じなかったようですが、さまざまな文書や写真、またデータから得られたテクノロジーを実際に再現した機械などを見せられ、それらが本物であることを確信するに至りました。
Bring Me Back To Life
http://youtu.be/43Szm_YqaYA
ジャーナリストは、都合5回にわたって科学者にインタビューを行ない、科学者が勤務していたNSAの機密機関に関する情報や、光ディスクに収められていたデータ、タイムカプセルとウィングメーカーについての情報などを提供されました。また科学者からは見返りの要求は一切なく、ひたすら持っているすべての情報を公開してくれました。そうして接触を重ねていたある日、約束の時間と指定の場所に彼は現れず、それを最後に連絡が一切取れなくなりました。
ジャーナリストは、「捕まったか、あるいは殺されたのだろう。いずれにしても提供されたこの情報を発表しなければ」と決心しました。しかし組織からの妨害が入ることを恐れ、書籍や雑誌などによる公開は避け、無料のウェブサイトによる公開をに踏み切ったのです。
book 『いよいよ「超霊的パワー」が世界を開放します』 田村珠芳著 徳間書店
http://solesoleil.exblog.jp/21023648
待望の第二弾!! このマテリアルが一番面白い! ウイングメーカーの謎が徐々に明かされていく。
ウイングメーカーII~現代の神話、エンシェント・アロー・プロジェクト
2,268円 (税込8% 本体価格 2,100円) 重版未定
ISBNコード | 978-4-89976-086-3 |
---|---|
ページ | 456 |
判型 | 四六判 ハード |
著者 | WingMakersLLC |
訳者 | shima |
監修者 | 大野百合子 |
発行日 | 2005-09-30 |
※shimaさん特別寄稿へ
あらすじ
北ニューメキシコのチャコ・キャニオンの近隣にある砂漠で、ハイキング中のニューメキシコ大学の二人の学生が奇妙な象形文字のようなシンボルが描かれた人工遺物を偶然発見した。その不思議な物体に触れると幻覚のようなものが誘発されたため、不安に駆られたその二人の学生は、ジャケットでその物体を包み、同大学で考古学を教えているスティーブンス教授の研究室を訪れた。
スティーブンス教授は、その物体が何か異様なテクノロジーの産物であると見なし、同僚の学者たちに何通かのEメールを送った。
スティーブンス教授の打ったEメールは、幾つかのキーワードが含まれていていたため、NSAの秘密の諜報機関である「エシュロン」によって傍受されるところとなり、そのメールは直ちにACIOへと転送された。ACIOとは地球外のテクノロジーの研究・複製実験を行っているアメリカ政府の非公式機関の名称である。
NSAのエージェントになりすましたACIOの職員によって、その人工遺物はこともなくACIOの手に落ちる。
その不思議な物体がACIOに持ち込まれてから3日目、分析チームはその物体の表面にミクロン・レベルの立体地図のようなものが描かれていることを突き止める。発見者である学生たちの証言とは裏腹に、研究員たちはその物体による幻覚作用を確認することができなかった。幻覚作用と、立体地図の関連を見極める為、ACIOは人工遺物が発見されたエリアへと急遽調査チームを派遣することを決定する。
謎の古代遺跡の発見へ
──第7章 ETCより
ネルダはトンネルの終わりにある黒い空間に向かって這い続けた。彼の膝は硬い石の上で痛みに疼いていた。
「出口が見えます」 ネルダは叫び、彼の呼吸は速くなり、心臓は胸の中で激しく打ち始めた。トンネルの淵は、大きな卵型をした部屋へと突き出していた。トンネルから床まで約2メートルの高さがあった。ネルダはトンネルの淵に立ち、驚きの中で懐中電灯の光で部屋の中を照らし出した。
彼の心臓は、更に激しく打ち続けた。
心臓の鼓動だけが彼に唯一聞こえる音だった。その部屋の景観に、流れる超現実的なサウンドトラック。それは彼がかつて見たこともない非常に複雑な石の構造物だった。
その部屋は、一番広い部分で約20メートルの幅があり、両端に向かって卵型に狭まっていた。楕円の一方の終わりに、今来たトンネルが部屋へと流れ込んでいた。部屋の反対側の終わりには、暗闇へと続く9メートルの高さがあるアーチ型天井のトンネルが口を空けていた。アーチ道を支える2本の柱が立っており、それぞれの柱には複雑なヒエログリフが華麗に施されていた。その部屋はドーム型をしており、もっとも高いところでは20フィートに達していた。壁、床、そして天井は完璧に滑らかに磨き上げられ、豊かなクリーム色の艶を放っていた。
ACIO内で繰り広げられる人間模様、
そしてロマンス
──第5章 イニシャル・コンタクトより
フィフティーンはテーブルの下に手を入れて、小さな黒い物体をつまみあげた。
彼はその装置を見ようと顔を近づけ、ゆっくりと微笑んだ。
ドアのノックの音がした。
「入りたまえ」
「お邪魔してすみません。マックギャビンとの面会をどう切り抜けたのかを知りたくて」
リー・チンだった。
彼女は足首までの丈がある赤いウールのスカートと、白いシルクのブラウスを着ていた。彼女のみどりの黒髪は、銀色の糸の格子でエキゾチックに束ねられていた。フィフティーンは彼女に見せようと、その小さな黒い物体をかざし、チェシャ猫のように不敵に微笑んだ。
彼女はテーブルの淵にフィフティーンの隣に座った。
彼女の足が旋盤のように完璧に回転し、スカートの細いスリットが分かれて象牙の足が露になった。
「あなたの顔からして、うまくいったようね」
「ああ」
フィフティーンが答えた。
「だが残念なことに、彼は我々を信頼していない」
フィフティーンは杖をとり、マックギャビンが仕掛けていった電子盗聴装置に破壊の一撃を加えた。
「エンシェント・アロー・プロジェクト」では前作では語られなかったACIO内での人間関係がふんだんに描かれているのも大きな魅力のひとつだ。ラビリンス・グループを構成する7人の長官たち、ACIOに疑念の目を向けるNSAとの駆け引きなど、ウイングメーカーのミステリーを取り巻く背景が徐々に明かされていく。
古代の予言と奇妙に符号する人類の近未来に関する驚愕のメッセージ。セントラル・レイスとは何か?彼らの真の目的は一体何なのか?
驚異の古代遺跡に発見にまつわる秘められた物語と、ウイングメーカーの正体に関する衝撃の結末。世界の舞台裏で展開される、「真の世界の姿」が遂に暴かれる!
──第16章「サヴァリアン・インテグラル」より
ネルダは前かがみになり、サマンサの口元に右耳を当てた。彼はサマンサの口からつぶやかれる言葉に全神経を集中して目を閉じた。
「我々は、あなたの中に二つの単語によって活性化されるコードを設定した。それは、サヴァリン・インテグラル。この時点より、あなたは我々のミッションに目覚める。そして、そのミッションに尽力するだろう。たとえ、それを理解していないとしても。コードは今、活性化された。あなたは目覚めたのだ。あなたは去らなくてはならない。リーアという名の少女を探すのだ。彼女は、母サラを通じてあなたの前に現れるだろう」
★ ウイングメーカー�より抜粋
発売以来、圧倒的な面白さで大勢の読者を魅了してきたACIOの脱走科学者と匿名女性ジャーナリストとの間で取り交わされたインタビュー。
次々と登場する実名の人物や組織名、不安を覚えるほどに率直に語られるその内容にますます目が離せない。
──インタビュー3より 一部抜粋
サラ:「ラビリンス・グループと民間企業が関わったもっと最近の例を何か挙げてください。私が知っている何かを?」
ネルダ博士:「私はあなたが今の時代で知っているいかなるものも考えることができません。ラビリンス・グループのテクノロジーが、ニューズウィークやタイムの表紙を飾ることはないのです」
サラ:「私は後で妥当性を確認する情報が欲しいだけなのです。トランジスタの話は面白いと思いますが、私が追跡調査できるものを何も与えません。私はショックレーがまだ生きているとは思えません。彼はまだ生きていますか?」
ネルダ博士:「まず第一に、もし彼が生きていたとしても、彼は決して彼の研究に対するSPLへの影響力を漏らさないでしょう。第二に、彼は約8年前に亡くなっております」
サラ:「では、どんな些細なものでも結構ですので、ラビリンス・グループが存在することを確認するものを共有できますか?」
ネルダ博士:「何もありません。あなたがラビリンス・グループへと辿り着ける手がかりは一切ないのです。私はそれを十分には強調できません。ラビリンス・グループが民間企業へとテクノロジーを濾し出す方法は非常に微妙なのです」
サラ:「それでも結構です。一つ例をお願いします」
ネルダ博士:「ラビリンス・グループは、あるコンピュータ・システムを開発しました。それを私たちはZEMIと呼んでいます。ZEMIの他に類を見ない特徴の一つは、遺伝子組み換えによる暗号化とデーター圧縮による情報記憶の新しい演算形態を土台にしたその情報構造にあります。それぞれの分野で大飛躍をもたらしたものは数学でした。そして、私たちはミグ29の設計に携わっていた科学者たちとそれを共有しました」
サラ:「ロシアですか? ラビリンス・グループはロシア政府と関係があったと言っているのですか?」
ウイングメーカーのもう一つの魅力は、その深遠な哲学体系にある。続く哲学論文では、新たなコンセプトと共に、壁画や音楽、詩など他のマテリアルと渾然一体となった新たな宇宙が展開されていく。
──哲学第4室より
精神はウイングメーカーの絵画のシンボルを発見し、魂にその意図を説明しなくてはならない。精神も魂も同じ言語を話さない。従って、精神は、テレパシーの方法で魂にシンボルの意図を説明しなくてはならない。
徹底的な精神の分析を行って、絵画の一つを調査せよ。
一度完了すれば、今やあなたはこの知識を獲得し、言語を用いずにその理解をもたらすことによって、あなたの理解を魂に翻訳するだろう。これは極めて概念的なものであるが、それはある目的の為にそのように設計されており、そしてその結果として生じる洞察は深遠で遠大なものだ。
何故ならば、その洞察は「マインド・ソウル・コンプリヘンション」が「不可解なもの」に対する精神の理解を豊かにする為に作動する方法を明示するからである。「不可解なもの」に対する理解は、魂から精神には流れることはなく、むしろ精神が魂に伝えること自体から流れるものなのだ。
あらすじ
北ニューメキシコのチャコ・キャニオンの近隣にある砂漠で、ハイキング中のニューメキシコ大学の二人の学生が奇妙な象形文字のようなシンボルが描かれた人工遺物を偶然発見した。その不思議な物体に触れると幻覚のようなものが誘発されたため、不安に駆られたその二人の学生は、ジャケットでその物体を包み、同大学で考古学を教えているスティーブンス教授の研究室を訪れた。
スティーブンス教授は、その物体が何か異様なテクノロジーの産物であると見なし、同僚の学者たちに何通かのEメールを送った。
スティーブンス教授の打ったEメールは、幾つかのキーワードが含まれていていたため、NSAの秘密の諜報機関である「エシュロン」によって傍受されるところとなり、そのメールは直ちにACIOへと転送された。ACIOとは地球外のテクノロジーの研究・複製実験を行っているアメリカ政府の非公式機関の名称である。
NSAのエージェントになりすましたACIOの職員によって、その人工遺物はこともなくACIOの手に落ちる。
その不思議な物体がACIOに持ち込まれてから3日目、分析チームはその物体の表面にミクロン・レベルの立体地図のようなものが描かれていることを突き止める。発見者である学生たちの証言とは裏腹に、研究員たちはその物体による幻覚作用を確認することができなかった。幻覚作用と、立体地図の関連を見極める為、ACIOは人工遺物が発見されたエリアへと急遽調査チームを派遣することを決定する。
謎の古代遺跡の発見へ
──第7章 ETCより
ネルダはトンネルの終わりにある黒い空間に向かって這い続けた。彼の膝は硬い石の上で痛みに疼いていた。
「出口が見えます」 ネルダは叫び、彼の呼吸は速くなり、心臓は胸の中で激しく打ち始めた。トンネルの淵は、大きな卵型をした部屋へと突き出していた。トンネルから床まで約2メートルの高さがあった。ネルダはトンネルの淵に立ち、驚きの中で懐中電灯の光で部屋の中を照らし出した。
彼の心臓は、更に激しく打ち続けた。
心臓の鼓動だけが彼に唯一聞こえる音だった。その部屋の景観に、流れる超現実的なサウンドトラック。それは彼がかつて見たこともない非常に複雑な石の構造物だった。
その部屋は、一番広い部分で約20メートルの幅があり、両端に向かって卵型に狭まっていた。楕円の一方の終わりに、今来たトンネルが部屋へと流れ込んでいた。部屋の反対側の終わりには、暗闇へと続く9メートルの高さがあるアーチ型天井のトンネルが口を空けていた。アーチ道を支える2本の柱が立っており、それぞれの柱には複雑なヒエログリフが華麗に施されていた。その部屋はドーム型をしており、もっとも高いところでは20フィートに達していた。壁、床、そして天井は完璧に滑らかに磨き上げられ、豊かなクリーム色の艶を放っていた。
ACIO内で繰り広げられる人間模様、
そしてロマンス
──第5章 イニシャル・コンタクトより
フィフティーンはテーブルの下に手を入れて、小さな黒い物体をつまみあげた。
彼はその装置を見ようと顔を近づけ、ゆっくりと微笑んだ。
ドアのノックの音がした。
「入りたまえ」
「お邪魔してすみません。マックギャビンとの面会をどう切り抜けたのかを知りたくて」
リー・チンだった。
彼女は足首までの丈がある赤いウールのスカートと、白いシルクのブラウスを着ていた。彼女のみどりの黒髪は、銀色の糸の格子でエキゾチックに束ねられていた。フィフティーンは彼女に見せようと、その小さな黒い物体をかざし、チェシャ猫のように不敵に微笑んだ。
彼女はテーブルの淵にフィフティーンの隣に座った。
彼女の足が旋盤のように完璧に回転し、スカートの細いスリットが分かれて象牙の足が露になった。
「あなたの顔からして、うまくいったようね」
「ああ」
フィフティーンが答えた。
「だが残念なことに、彼は我々を信頼していない」
フィフティーンは杖をとり、マックギャビンが仕掛けていった電子盗聴装置に破壊の一撃を加えた。
「エンシェント・アロー・プロジェクト」では前作では語られなかったACIO内での人間関係がふんだんに描かれているのも大きな魅力のひとつだ。ラビリンス・グループを構成する7人の長官たち、ACIOに疑念の目を向けるNSAとの駆け引きなど、ウイングメーカーのミステリーを取り巻く背景が徐々に明かされていく。
古代の予言と奇妙に符号する人類の近未来に関する驚愕のメッセージ。セントラル・レイスとは何か?彼らの真の目的は一体何なのか?
驚異の古代遺跡に発見にまつわる秘められた物語と、ウイングメーカーの正体に関する衝撃の結末。世界の舞台裏で展開される、「真の世界の姿」が遂に暴かれる!
──第16章「サヴァリアン・インテグラル」より
ネルダは前かがみになり、サマンサの口元に右耳を当てた。彼はサマンサの口からつぶやかれる言葉に全神経を集中して目を閉じた。
「我々は、あなたの中に二つの単語によって活性化されるコードを設定した。それは、サヴァリン・インテグラル。この時点より、あなたは我々のミッションに目覚める。そして、そのミッションに尽力するだろう。たとえ、それを理解していないとしても。コードは今、活性化された。あなたは目覚めたのだ。あなたは去らなくてはならない。リーアという名の少女を探すのだ。彼女は、母サラを通じてあなたの前に現れるだろう」
★ ウイングメーカー�より抜粋
発売以来、圧倒的な面白さで大勢の読者を魅了してきたACIOの脱走科学者と匿名女性ジャーナリストとの間で取り交わされたインタビュー。
次々と登場する実名の人物や組織名、不安を覚えるほどに率直に語られるその内容にますます目が離せない。
──インタビュー3より 一部抜粋
サラ:「ラビリンス・グループと民間企業が関わったもっと最近の例を何か挙げてください。私が知っている何かを?」
ネルダ博士:「私はあなたが今の時代で知っているいかなるものも考えることができません。ラビリンス・グループのテクノロジーが、ニューズウィークやタイムの表紙を飾ることはないのです」
サラ:「私は後で妥当性を確認する情報が欲しいだけなのです。トランジスタの話は面白いと思いますが、私が追跡調査できるものを何も与えません。私はショックレーがまだ生きているとは思えません。彼はまだ生きていますか?」
ネルダ博士:「まず第一に、もし彼が生きていたとしても、彼は決して彼の研究に対するSPLへの影響力を漏らさないでしょう。第二に、彼は約8年前に亡くなっております」
サラ:「では、どんな些細なものでも結構ですので、ラビリンス・グループが存在することを確認するものを共有できますか?」
ネルダ博士:「何もありません。あなたがラビリンス・グループへと辿り着ける手がかりは一切ないのです。私はそれを十分には強調できません。ラビリンス・グループが民間企業へとテクノロジーを濾し出す方法は非常に微妙なのです」
サラ:「それでも結構です。一つ例をお願いします」
ネルダ博士:「ラビリンス・グループは、あるコンピュータ・システムを開発しました。それを私たちはZEMIと呼んでいます。ZEMIの他に類を見ない特徴の一つは、遺伝子組み換えによる暗号化とデーター圧縮による情報記憶の新しい演算形態を土台にしたその情報構造にあります。それぞれの分野で大飛躍をもたらしたものは数学でした。そして、私たちはミグ29の設計に携わっていた科学者たちとそれを共有しました」
サラ:「ロシアですか? ラビリンス・グループはロシア政府と関係があったと言っているのですか?」
ウイングメーカーのもう一つの魅力は、その深遠な哲学体系にある。続く哲学論文では、新たなコンセプトと共に、壁画や音楽、詩など他のマテリアルと渾然一体となった新たな宇宙が展開されていく。
──哲学第4室より
精神はウイングメーカーの絵画のシンボルを発見し、魂にその意図を説明しなくてはならない。精神も魂も同じ言語を話さない。従って、精神は、テレパシーの方法で魂にシンボルの意図を説明しなくてはならない。
徹底的な精神の分析を行って、絵画の一つを調査せよ。
一度完了すれば、今やあなたはこの知識を獲得し、言語を用いずにその理解をもたらすことによって、あなたの理解を魂に翻訳するだろう。これは極めて概念的なものであるが、それはある目的の為にそのように設計されており、そしてその結果として生じる洞察は深遠で遠大なものだ。
何故ならば、その洞察は「マインド・ソウル・コンプリヘンション」が「不可解なもの」に対する精神の理解を豊かにする為に作動する方法を明示するからである。「不可解なもの」に対する理解は、魂から精神には流れることはなく、むしろ精神が魂に伝えること自体から流れるものなのだ。
http://www.voice-inc.co.jp/store/book_last.php?genre1_code=01&genre2_code=001&genre3_code=002&genre4_code=0000000006001
諸行無常な日々
米国ACIOによるタイムマシンの開発 ~謎の古代遺跡ウイングメーカー3
光ディスクに遺されていた予言
エンシェント・アロー遺跡の最後の部屋から発見された光ディスク。
そのデータには、科学論文、哲学論文、詩、ヴィジュアルアート、音楽データなどが収録されていた。
そして、光ディスクの中にはあるひとつの予言も含まれていた。
その内容は、「人類の遺伝子操作を目的とした、地球の植民地化」を企むエイリアンが
太陽系とは別の銀河からやって来る、というものだった。
「予言されたエイリアン種族は2011年、地球を訪れる」
米国ACIO(地球外起源テクノロジーのリバース・エンジニアリングを担当するアメリカ政府の極秘機関)は、タイムマシンの開発を目指した。未来に起こり得る厄災を回避するため、事の発端まで時間を遡り、その原因を取り除くという目的で、BST開発を始めた。
「BST」という相互作用型のタイムトラベル。BST開発はACIO ラビリンス・グループが担当した。だが、因果律操作による影響が予測し切れず、BST開発は難航していた。
タイムマシンの開発
相互作用型のタイムトラベル「BST」の開発について、ネルダ博士(光ディスクのロックを解除した、ACIOの言語学と暗号学に精通した科学者)がインタビューの中で大変興味深いことを述べている。
事物は原因と結果の連鎖で成り立っているわけだが、ACIOはこの「BST(相互作用型タイムトラベル)」を使って、「未来(=結果)を変えるために、その原因となるものを過去にまで遡って変える」ことを意図していた。
具体的には、
予言されたエイリアン種族が「地球を発見することになる、天の川銀河の探査計画」を彼らが思いつく前の時代に行き、彼らの指導者に「別の銀河を探索をする」ように仕向けてくる、ということである。
ネルダ博士は、BSTに関して、開発の最大の障害となっているのは、
原因を変更した場合の、「結果に対する影響が最小限となる介入ポイントが発見できるか、そこにアクセスすることが出来るかどうか」であると語っている。
そして、また、
最良の介入点を定義し、そのポイントにアクセスし、しかも探知されずにそこから戻って来るというのは、最小限の混乱で済むように、原因レベルで時間 のつぎはぎをするということであり、謂わば、僅かなさざ波も立てないように、巨岩を池に投げ込むのと同じようなチャレンジであると述べている。
更に博士は、
BST介入によって原因を変更した時、意図しない、全く予想できない結果が引き起こされる場合があるとも述べている。
たとえば、エイリアンを我々の銀河からそらすことに成功したとしても、その過程で彼らを無意識に意図しない別の惑星に送ってしまったとすれば、それが今度は地球に予想もしなかった結果を及ぼす可能性が出てくる。
インタビュー中でネルダ博士は、
BSTによる介入は、諸刃の剣でもあり、原因を変更したことによる影響が広範囲にわたり、予測することが難しいと語っている。
このBST介入による影響の問題は、別の言葉で言い換えるとするならば、因果律とバタフライ・エフェクトの問題とも言えるだろう。
因果律とバタフライ・エフェクト
「バタフライ・エフェクト」とは、蝶のはばたきが地球の裏側では竜巻を引き起こすという、カオス理論を象徴する言葉だが、「小さな変化(初期条件の僅かな差)が時間の経過とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そして、その結果については予測不可能である」ということを意味している。
これを因果律で説明すると、結果に関しての予測はきわめて困難であるということが分かってくる。
まず、因果律(因果関係)とは、縁起の理法のことを指す。
縁起の理法とは、原因・結果の法則であり、物事の成り立ちを、原因・結果の連鎖の観点から捉えていく。
そして、この縁起の理法は、物事の成り立っていく様を時間的観点から捉えた「時間縁起」と、空間的観点から捉えた「空間縁起」から成り立っている。
「時間縁起」とは、原因があって結果がある、その結果になったものが次の原因になって、また結果が生じる。このように原因・結果の連鎖を、時間の流れのなかで辿っていく見方が、時間縁起である。
「空間縁起」とは、あるものがそこに存在するには、さまざまなものの力が働いて、初めてそこに存在することが出来、そのもの自体だけで存在するわけではないとする見方である。この空間縁起は、物事の成り立ちを空間的に捉えていく。
これを人間の肉体を維持するのに必要な食事を例にとって考えてみる。
例えば、今朝、朝食に食べたパンはどこから来たのだろうか。
そのパンの材料となる小麦はどこで収穫されたものなのか。アメリカか、カナダか、それともオーストラリアか。ではそこで誰が作ったのか。海外で作られた、その小麦を誰がどのような手段で日本に運んできたのか。その小麦をパンに加工したのは誰なのか。
流通でパンを小売店に運ぶ人、それを調理パンとするならば、また調理をする人、そこには販売員もいるだろう。
朝食の時に飲んだオレンジジュースはどこで作られたものなのか・・・。
このように、食事ひとつ例にとっても様々な人の力が加わっているのが分かる。
また、人の力だけではなく、大地、雨水、太陽熱など大自然の恵みがあって、それらがある。
人間の一日の生活を取り上げてみても、世界すべてと繋がっており、地球上すべてのものの活動、営為よって、ようやく人間は一日生かされているわけである。
そのもの自体だけで存在するわけではなく、目に見えない数多くのものが積み重なって、初めて存在する。すべては、いろいろなものがお互いに支え合って、出来上がっているのである。
このように物事の成り立ちを空間的に捉えていくのが「空間縁起」である。
この「時間縁起」と「空間縁起」から成り立っている縁起の理法に照らして考えてみれば、
「BST」介入による原因の変更が、時間・空間的に多大な影響を与え、バタフライ・エフェクトのように、結果について予測するのは不可能であるというのが分かる。
インタビューでネルダ博士が危惧したように、BSTによる介入は全く予想できない結果が引き起こされる可能性がある。
果たしてBSTテクノロジーは人類に何をもたらすのであろうか。
世界は原因・結果の連鎖で成り立っている。それが宇宙をも貫く法則である。すべては「空」の存在なのである。
以下、謎の遺跡「ウィングメーカー」とは何か?7 : なぜタイムマシンが必要なのか!~記事より抜粋。(Kazumoto Iguchi’s blog 2011年10月01日)
予言されたエイリアン種族は、現時点では地球に気付いてすらいません。彼らは全く別の銀河の出身なのです。
予言では、彼らは私たちの銀河に偵察隊を送り、地球が最高の「遺伝子図書館」であり、
素早く同化できる天の川銀河の中の「天然資源の宝庫」であると決定することになっています。彼らが地球を訪問するのは2011年です。
予言によると、彼らは政府と仲良くなり、国連を協力者として利用するそうです。
彼らは国連を通じて統一世界政府の編成に着手するでしょう。そして、2018年に最初の選挙が行われた後、国連を乗っ取って、世界政府を支配することになっています。それは詐欺とペテンによって行われるようです。
私が予言について申し上げたのは、日付が非常に具体的だからです。私たちには、BSTの開発と展開のために19年の猶予があります。
なぜラビリンス・グループはタイムマシンを作り出そうとしているのか? その目的とは、
「そのエイリアン種族が地球を発見するずっと前、まだ我々の天の川銀河の探査計画を思いつく前の彼らの時代に行き、その種族のボスの頭に別の銀河の探索を促すようにインセプションしてくる」というものであったらしいからである。
以下、謎の遺跡「ウィングメーカー」とは何か?6 : ネルダ博士インタビュー ~記事より抜粋。(Kazumoto Iguchi’s blog 2011年09月26日)
サラ では、BST開発の成功への最大の障害は何でしょうか?
博士 簡単に申しますと、フィフティーンが規定した、例の水平時間のイベントに最も影響を与えない介入ポイントというのがありましたね。
簡単に言えば、そのポイントをラビリンス・グループが定義できるのか、しかもそこにアクセスできるかどうかということです。これは、このテクノロジーの鎖全体にとって最も微妙な、しかし最も重要な要素です。
サラ もっと素人でも理解できる言葉で説明していただけないでしょうか?
博士 このテクノロジーを開発するのは至難の業なのです。
最良の介入点を定義し、そのポイントにアクセスし、しかもそれを探知されずにそこから戻るのですから。要するに、最小限の混乱で済むように、原因レベルで 時間のつぎはぎをするということです。わずかなさざなみも立てないように、巨岩を池に投げ込むのと同じようなチャレンジです。
サラ なぜ、最小限の混乱に最大の関心があるのでしょうか? つまり、アニムスの場合、人類を全滅させようとしているのではないのですか? なぜそんなにも、アニムスの生活に気をつけなければならないのでしょう?
博士 まず第一に、アニムスは人類を全滅させるために来るのではありません。
彼らは、地球という遺伝子図書館をコントロールするためにやって来るのです。完全に理解されてはいませんが、彼らの意図は動物や人類を殺すことではありません。
目的は遺伝子操作の方にあり、遺伝子をどう修正すれば彼らの種族の肉体が霊的な意識の住処<すみか>になれるのかということに関係します。彼らは実験のた めに、人類のDNAに自由にアクセスしたいと思っているのです。それ以上に、私たちの知らない究極の目的がなければの話ですが、地球の植民地化を望んでい ます。
質問にお答えするなら、BST介入による最小限の影響についての懸念は、他者の利益と同様、我々自身の利益にも大いに向けられているのですよ。
イベントが修正されるか変更される時、意図しない、全く予想できない結果が引き起こされる場合があるのです。
たとえば、アニムスを私たちの銀河から首尾よくそらせたとします。しかしその過程で、彼らを無意識に別の惑星に送ってしまったとしましょう。この行為は、私たちの惑星に予想もしなかった結果をおよぼすかもしれないのです。
サラ 博士はカルマについて話されているのでしょうか?
博士 いえ。物理学と複雑系に内在する性質が関係しています。原因<コーザル>になるエネ ルギーは永久に消えることはありません。ただイベントからイベントへジャンプするだけです。場合によっては、イベントの形を決め、その一方ではイベント自 身を創造します。原因のエネルギーは、宇宙で最も強力な力です。それが地球的規模で方向修正された時、予期できない無数の方向に跳ね返るのです。
サラ では、それがBSTの欠点なのでしょうか? つまり、イベントを変更した結果が分からないということが? 博士は、アニムスを私たちの惑星か らそらすことに成功したとしても、その何年か後に、私たちの惑星を壊滅させる別種のカタストロフィーの火の粉が降りかかってくるということですか?
博士 いえ。決してそのようなことは起こりません。
方向修正されたエネルギー・システムは、方向修正された時点に跳ね返ってくるだけです。
跳ね返り方が非常に複雑なので、反応の質を予測することは不可能でしょう。ある種の大変動を招くかもしれませんが、人類が罰せられるということではありません。あなたのおっしゃる意味がそういうことだとしたらですが。
サラ ええ、そういう意味で申し上げたんです。でも本当にカルマは存在するのでしょうか?
私たちがBSTを使ってアニムスを別の惑星に差し向けた場合、私たち自身がネガティブな反応に身をさらすことにはなりませんか?
博士 いえ、私たちが反応を受けることを意味します。その反応の本質が、原因のエネルギーとあまりにもかけ離れているために、誰もそれが方向修正に対する 反応だと分からないのです。これが原因エネルギーの性質です。エネルギーは自身の力<フォース>と知性で跳ね返ります。ひとつのアクション-作用に対する 単純なリアクション-反作用ではありません。
サラ 私は、カルマや物理学でさえ、すべての作用に対して同等で正反対の反作用があるものと思っていました。この原理はどうなってしまったのでしょう?
博士 それは健在ですよ。単に原因エネルギー・システムと垂直時間<ヴァーティカルタイム>の次元には適応できないだけです。
http://lilium.7thheavenblue.com/space/wingmaker-3/
我々の知らない遥か銀河の彼方から、10億個の太陽よりも眩い光が放たれた。その強烈な光はワーム・ホールのシャフトを通り、拡張する宇宙の中をその強さを減じながら進んだ。そして、それが消える前に微かではあったが地球へと届いた。そしてその数分後、その強力な光の数千のフォトンがニューメキシコの望遠鏡の鏡の上に降り注いだ。1996年の月明かりのない闇夜のことである。
天文台のコンピュータがその光の微かな印を記録したが、それが1200年間、チャコキャニオンの砂漠の中で眠っていた何かを目覚めさせたことを知る者はいなかった。 1996年の夏、チャコキャニオンと呼ばれる北ニューメキシコの付近にある古代遺跡を、2人の大学生がハイキング中、不意にこの世のものとは思えない人工遺物を発見した。ミステリアスな出来事の連続の末、その人工遺物はACIOの手に渡ることとなる。ACIOとは、地球外起源のテクノロジーのリバース・エンジニアリングを担当するNSA(アメリカ国家安全保障局)の極秘の非公認部門である。 ACIOの研究員の間でコンパスと呼ばれていたその人工遺物は、直ちに地球外起源であると決定され、その人工遺物の目的は最終的に自動誘導装置であると解釈された。ACIOはこの人工遺物が偶然発見された単独のものではなく、もっと大きな構造物、ことによると宇宙船の発見につながるものであると想定した。 ●ACIOプロジェクトチーム ACIOの調査隊がコンパスが発見されたエリアへと派遣され、その場所でコンパスが実際に誘導装置であったことが判明する。そして調査隊は、峡谷の壁の内部深くに複雑に掘削された構造物へと導かれた。螺旋形の回廊が岩の内部を上昇し、10メートル間隔で23の部屋が回廊から突き出していた。この驚異の発見は、当初エイリアン種族によって遺された地球外のタイムカプセルであると考えられていた。それぞれの部屋には謎めいた壁画が描かれ、不可解なテクノロジーの産物が安置されていた。最後の部屋で科学者たちは、一枚の光ディスクを発見する。そのディスクには遺跡の創造者と彼らの目的に関する情報が収められていると想定された。 ジャミッソン・ネルダに率いられた研究チームの甚大な努力の末、ACIOは光ディスクへのアクセスを成し遂げる。光ディスクの解析の結果、遺跡の創造者が自らをウイングメーカーと呼んでいることが判明した。 哲学、詩歌、音楽、遺伝学、亜次元方程式、宇宙論などからなる8,000ページのものデータがディスクの中には収められていた。
ウイングメーカーはセントラルレイスの代表者たちであると考えられた。セントラルレイスとは宇宙の中の最古の種族であり、他の全ての銀河の生命を生み出した伝説上の神々のことだ。 セントラルレイスは、全宇宙の遺伝子の創造者であり、遥か太古に人類と相互作用した際に神々であるとかつて考えられていた存在である。 数千年前、地球の遠い未来を想定し、ウイングメーカーは地球の各大陸に7つの知識の貯蔵庫を建造し、それを後に遺した。ニューメキシコの遺跡は、発見されることとなっている7つの遺跡の最初の遺跡だったのだ。 その7つの遺跡はあるミステリアスな方法によって相互に繋がっており、その遺跡群の中に含まれている情報の目的は不明である。 ●ネルダの脱走とその波紋 ウイングメーカーの物語は、主人公のネルダ博士と彼の助手の一人であるサマンサ・フォルテンが徐々にウイングメーカーの目的に共鳴するようになり、エンシェント・アロー遺跡のマテリアルを、広く科学界に利用可能にさせたいと願うことからその歴史は始まる。ACIOの指導部は、ACIOのアジェンダと隠された権力が結果として消え去ることを恐れ、そのようなディスクロージャーを行うことに反対するのは明らかだった。 他に選択肢がなく、また彼自身に重大な危険が迫ったため、ネルダはエンシェント・アロー遺跡のマテリアルを持ってACIOから脱走する。 ACIOは、その持てる信じられない程のテクノロジーと、優れた知力を使ってネルダを捕らえようとあらゆる努力を試みるが、一人のジャーナリストの助けを得て、ネルダはACIOの裏をかき、ウイングメーカーの遺跡の真の目的を暴露することになんとかして成功した。ウイングメーカーの古代の敵を追い払うために。 ウイングメーカーの予言によると、アニムスと呼ばれる魂を持たない人工生命体のエイリアンが、2011年に地球を発見することになっているというのだ。 ウイングメーカーは、強力なアニムスの侵略に対して人類が自己防衛できるようにと、7つの遺跡にそれに必要とされる知識を収納していた。 ネルダは、この知識をACIOより先に発見し、ACIOが自分を捕らえ、ウイングメーカーの遺跡を隠すか破壊する前に、それを世界の科学界と共有しなくてはならないと信じている。そして、最も大事なことは、その全てが地球からアニムスを遠ざけるのに間に合うように成されなくてはならない。
彼の脱走の直後、ネルダは一人のジャーナリストを見つけ、エンシェント・アロー・プロジェクトの完全な情報開示を行った。(これが、『ネルダ・インタビュー』である) 二人は共同で、エンシェント・アロー遺跡の遺物と解読された選り抜きのマテリアルを1998年の1月23日のインターネット上に公開した。 そのウェブ・サイトが、WingMakers.comである。 究極のスピリチュアル・エンターティメント 「星々の恩寵の中で我々は生き、意志の自由によって我々は愛する。そして、探求の魔力によって我々は学ぶのである。」ーーHakomi Chamber Three ●謎は神話となって全世界へ 世界初「ウイングメーカー書籍化プロジェクト」は、大勢の読者と熱狂的ファンの後押しのもと、早くも本作で3作目を迎えることとなった。 ウイングメーカーの情報がいかにして公開されたのか、その方法論を綿密に吟味し、日本の読者にウイングメーカーのディスクロージャーの過程を追体験して頂くことに主眼を置いたのが第1作。その数年後、世界中のファンによる苛烈な真贋論争の末、ストーリーティリングという形で世に公開された『エンシェント・アロー・プロジェクト』を完全収録したのが、第2作目。 そして、その『エンシェント・アロー・プロジェクト』を引き継ぐ形で、更なるインタビューや哲学論文が公開された。それが3作目に収録される内容である。 「私が公開している情報は分類されることを拒みます。それには、詩から物理学まで、難解な哲学からMIC(産軍複合体)内部の陰謀勢力まで包含されています。そして分類されることを拒むことで、それを批判することも分析することも難しいでしょう」 ネルダ・インタビュー4
ウイングメーカーの世界の中で触れられている分野は実に多彩だ。ネルダ博士がそのインタビューの中で述べているように、科学、芸術、哲学の諸分野を包含し、読む者の想像力を刺激してやまない。果たしてこの情報が人類にもたらすものは、一体何なのか? それを是非、自らの探求の意志によって読者諸氏に見極めてもらいたい。 「神秘学者も生物学者も同じように、人間のDNAのテンプレートのある側面を理解していません。全ては、生物学的環境、心の状態如何に関わらず、体験する人間の側においては適応を要求されます。適応とは、私たちの遺伝子コードの中に設計された第一の知性であり、そしてこの知性こそが、ある刺激によって呼び覚まされる、つまり誘発されるものなのです。その刺激とは人工的に引起こされ得ます。すなわち、セントラルレイスは私たちのDNAの中に、より高い振動周波数への適応性をコード化しており、それらはイメージや言葉、音という触媒を通じて誘発されるのです」 ネルダ・インタビュー3 |
http://www.voice-inc.co.jp/documents/book/wing3/wing3_sp.html
ウイングメーカーIとIIの謎解きは、すべてこの本の中にある!!
ウイングメーカーIII~加速される自己変容
2,052円 (税込8% 本体価格 1,900円) 重版未定
ISBNコード | 978-4-89976-093-1 |
---|---|
ページ | 320 |
判型 | 四六判 ハードカバー |
著者 | WingMakersLLC |
訳者 | shima |
監修者 | 大野百合子 |
発行日 | 2006-03-28 |
白熱のネルダ・インタビュー
シリーズ第2弾にあたる「エンシェント・アロー・プロジェクト」の公開を契機に、ウイングメーカーは更なる進化を遂げた!
ウイングメーカー・マテリアル中、最大の華であるACIOの脱走科学者と女性ジャーナリストとのインタビューは、回を重ねるごとにより哲学的となり、その一方で不安を感じさせる程にリアリティを帯びてゆく。
第3弾で収録されるインタビュー3&4を読むと、前回までのインタビューがフェアリー・テイル(お伽話し)とさえ思えてくるほどに読む者の心に迫ってくる。
なぜなら、インタビュー1が「BST」、インタビュー2では「LERM」が大きな主題として取り上げられていたのに対し、続くインタビュー3では、2011年に地球に襲来するアンドロイド種族「アニムス」についての詳細に触れ、インタビュー4では真の世界の権力構造の一角を担うエリート組織「インキュナブラ」にその焦点が当てられているからだ。
堕天使の神話の真相とは?
人類の歴史で脈々と語り継がれてきた「堕天使の神話」。それは古代に実際に起こった宇宙的叙事詩に起源があった?
インタビュー3では、謎の地球外生命体「アニムス」の誕生に関するコルテウムからの情報が盛り込まれている。コルテウムによれば、アニムスとは実験によって誕生した人工生命体であり、ある理由のために自分たちの種族の絶命を極度に恐れているという。その恐れが地球侵略の意図と直接的に結びついている。
この地球外からの未曾有の危機が、一般社会に流布している2012年の終末予言とリンクし、更にアセンションへの新解釈として浮かび上がる。
エリート組織による「人類移行計画」の存在
インタビュー中最大のボリュームを誇るインタビュー4では、一転して世界情勢へと目が向けられる。中東問題、エネルギー問題などを主軸に世界の舞台裏で暗躍するエリートの秘密結社の姿が描写されている。インタビュー4を読むと、まさにインタビュー通りに世界情勢が動いていることに戦慄を覚えるだろう。
これが、「インタビュー4は生きたインタビュー」と呼ばれる所以だ。SARSウイルスを彷彿させる細菌兵器の開発などについて触れられているのも印象的である。
地球を滅亡から回避させ、人類を真に統合する「グランド・ポータル」とは何か?
ウイングメーカー・マテリアルを使ったテクニックを掲載
ウイングメーカー・フィロソフィーでは、去る8月に東京で開催された「ウイングメーカー・ワークショップ」で用いられたテクニックの詳細が収録されている。
これまで紙面の都合で収録できなかった新たな用語なども収録し、壁画、音楽、詩を用いた3つの特殊なテクニックによって変容が加速される。
『ウイングメーカーによって、大よそ一万一千年前に「ジェネティック・マインド」の中に播種された知識の貯蔵庫が存在する。この知識は、「ホールネス・ナビゲーター」の発見の為のブループリントである。人間の「階層」は、その最も素晴らしい代表者たちの努力によって、この聖杯に近づいてきた。
我々ウイングメーカーは、あなた方の成功の成就の為に全てを準備してきた。どんな些細なことも省いておらず、また見落としてもいない。
我々は、グランド・ユニバース内の数え切れない生命のいる惑星で、このエネルギー・システム転送プログラムに着手してきた。そして、あなた方の最も素晴らしい代表者たちは成功するだろう』
──哲学第四室 Beliefs and Their Energy Systemsより
シリーズ第2弾にあたる「エンシェント・アロー・プロジェクト」の公開を契機に、ウイングメーカーは更なる進化を遂げた!
ウイングメーカー・マテリアル中、最大の華であるACIOの脱走科学者と女性ジャーナリストとのインタビューは、回を重ねるごとにより哲学的となり、その一方で不安を感じさせる程にリアリティを帯びてゆく。
第3弾で収録されるインタビュー3&4を読むと、前回までのインタビューがフェアリー・テイル(お伽話し)とさえ思えてくるほどに読む者の心に迫ってくる。
なぜなら、インタビュー1が「BST」、インタビュー2では「LERM」が大きな主題として取り上げられていたのに対し、続くインタビュー3では、2011年に地球に襲来するアンドロイド種族「アニムス」についての詳細に触れ、インタビュー4では真の世界の権力構造の一角を担うエリート組織「インキュナブラ」にその焦点が当てられているからだ。
堕天使の神話の真相とは?
アニムスとは、天使が3次元世界に化身するための肉体だった! |
インタビュー3では、謎の地球外生命体「アニムス」の誕生に関するコルテウムからの情報が盛り込まれている。コルテウムによれば、アニムスとは実験によって誕生した人工生命体であり、ある理由のために自分たちの種族の絶命を極度に恐れているという。その恐れが地球侵略の意図と直接的に結びついている。
この地球外からの未曾有の危機が、一般社会に流布している2012年の終末予言とリンクし、更にアセンションへの新解釈として浮かび上がる。
エリート組織による「人類移行計画」の存在
正統な科学が遂に「人間の魂」の存在の証明に挑む! |
これが、「インタビュー4は生きたインタビュー」と呼ばれる所以だ。SARSウイルスを彷彿させる細菌兵器の開発などについて触れられているのも印象的である。
地球を滅亡から回避させ、人類を真に統合する「グランド・ポータル」とは何か?
ウイングメーカー・マテリアルを使ったテクニックを掲載
南米の第2のタイムカプセルに関する情報も収録 |
これまで紙面の都合で収録できなかった新たな用語なども収録し、壁画、音楽、詩を用いた3つの特殊なテクニックによって変容が加速される。
『ウイングメーカーによって、大よそ一万一千年前に「ジェネティック・マインド」の中に播種された知識の貯蔵庫が存在する。この知識は、「ホールネス・ナビゲーター」の発見の為のブループリントである。人間の「階層」は、その最も素晴らしい代表者たちの努力によって、この聖杯に近づいてきた。
我々ウイングメーカーは、あなた方の成功の成就の為に全てを準備してきた。どんな些細なことも省いておらず、また見落としてもいない。
我々は、グランド・ユニバース内の数え切れない生命のいる惑星で、このエネルギー・システム転送プログラムに着手してきた。そして、あなた方の最も素晴らしい代表者たちは成功するだろう』
──哲学第四室 Beliefs and Their Energy Systemsより
http://www.voice-inc.co.jp/store/book_last.php?genre1_code=01&genre2_code=001&genre3_code=002&genre4_code=0000000006011
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