2013年8月26日月曜日

エゼキエル書  メシェク    トバル   クシュ  プテ   ゴメル   トガルマ   マゴグ   ゴグ


エゼキエル書38章「ゴグとマゴグ」から(1)

テーマ:
エゼキエルは、ユダヤの王国が滅亡していない頃の預言者である。
その彼の予言が『エゼキエル書』であり、『イザヤ書』『エレミヤ書』とともに、
旧約聖書中の三大預言書を構成すると言われている。

今回から数回にわたり、エゼキエル書にある末日のイスラエルを
示しているとされる38~39章を記事にする。


★エゼキエル書38章「ゴグとマゴグ」

☆北の果てからの襲撃

38:1 さらに、私に次のような主のことばがあった。

38:2 「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、

38:3 言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。

38:4 わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。

38:5 ペルシヤとクシュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。

38:6 ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。
  メシェク      :モスクワの語源ではないかと言われている
  トバル       :グルジアやトルコの周りの黒海沿岸の地域
  大首長(ロシュ)  :ロシア 黒海とカスピ海の北の辺りの地域
  マゴグ       :黒海とクリミヤの北東にある地域。ウクライナ附近
  ゴグ        :終わりの日の指導者となる者
  ペルシヤ      :イラン
  クシュ(エチオピヤ):アフリカ大陸南部
  プテ        :北部アフリカ諸国、リビア、チュニジア、モロッコ、アルジェリア
  ゴメル       :トルコ、又はヨーロッパのほぼ全域と小アジアの一部
  ベテ・トガルマ   :トルコ及びシリアを含む広い範囲


 私の解釈

  主は、メシェクとトバルの大首長であるゴグに立ち向かう。
  主は、ゴグの全軍勢を出陣させ引き回す。
  イランもリビアを含めたアフリカ諸国も共に軍隊を出す。
  トルコ、シリアの軍隊もゴグの大軍勢とともにいる。
☆終わりの日
38:7 備えをせよ。あなたも、あなたのところに集められた全集団も備えをせよ。あなたは彼らを監督せよ。

38:8 多くの日が過ぎて、あなたは命令を受け、終わりの年に、一つの国に侵入する。その国は剣の災害から立ち直り、その民は多くの国々の民の中から集められ、久しく廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。その民は国々の民の中から連れ出され、彼らはみな安心して住んでいる

38:9 あなたは、あらしのように攻め上り、あなたと、あなたの全部隊、それに、あなたにつく多くの国々の民は、地をおおう雲のようになる。

 私の解釈

  ゴグとゴグと共にある軍隊も備えよ。そして指揮せよ。
  多くの日が過ぎ、終わりの年にイスラエルに侵攻する。
  その国には、戦争から立ち直り多くの国々から人々が集められ
  廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。
  ゴグとその大軍勢と共にある軍隊と国民は、地を覆う雲のように攻め上がる。


★ここまでをまとめると…
これは、主であるキリストのご神業である火の仕組みだと思うのだが、
ヨハネ黙示録と合わせて、わたしなりの解釈をすると次のようになるだろう。

 主は、終わりの年近くに、ゴグ(ロシア)にイスラエルへ攻入るよう出陣させる。
 ロシア軍はモスクワから主の国であるイスラエルを目指す。

 主は、ゴグとその全軍勢を引き回す。
 おそらく、北欧、東欧、黒海・カスピ海周辺、バルカン半島は血の海になる。

 ゴグがトルコを侵略しイラク、ユーフラテス川周辺にまで来た頃には、
 アラブ諸国、アフリカ諸国も軍隊を出し、イスラエルを囲んでいる。


http://ameblo.jp/gaia-oto/entry-11362943776.html

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