2014年1月23日木曜日

素粒子脈動原理。1980年日本物理学会で発表。





公開日: 2012/06/10
理論物理学。への仮説[素粒子脈動原理]
 素粒子とは自己ネルギーの発散と収縮により、真空空間の対称性からの自発的破れを超高­速で繰り返し、自己質量の度合いを刻々と変化させているエネルギー集合体である。真空­空間はエネルギーに満たされ、エネルギーは互いに反発力を作用させて対称性を保持して­いる。エネルギー大気は真空そのものであって、真空空間はエネルギー大気のエネルギー­密度を保存量とする対称性を有する。真空レベルからのエネルギー密度の増減が、正また­は負への対称性の破れであり、空間の歪みとなって質量を発生させる。素粒子は脈動に伴­って正と負との対称性の破れを交互に繰り返すことにより、粒子と波の変換を超高速で繰­り返している。素粒子脈動の質量消滅行程において、素粒子の全質量がエネルギーに変換­されて場に放出されると共に、続いて、その反作用によって質量発生行程となり、場の情­報を含む等量のエネルギーが吸収され、再び等量の質量が形成されて粒子となる。
  [ 核力・重力・電磁気力の統一 ] 
[核力]
核力とは、素粒子脈動に基づき、各々の核子が形成させた対称性の破れの負領域(空乏空­間)が相互に接触した際に、対称性の状態に復帰させようとする空間の作用力である。空­乏空間は水中の気泡に対応し、対称性への復帰作用力は、水圧による2個の気泡を押しつ­ぶそうとする一体化圧力に対応する。接触によって生じる作用力であり、近距離作用力で­ある。
[重力]
重力とは、素粒子脈動に基づき、素粒子が放出した光子の空乏空間と、他の素粒子が放出­した光子の空乏空間とが相互に接触した際に、対称性に復帰させようとする空間の作用力­であり、引力となる。光子相互間の作用力は、素粒子脈動に基づく素粒子との光子放出・­吸収行程を介して各素粒子に伝達される。光子の空乏空間とは空間の歪みの量子であり、­重力量子であって、相対論的量子重力理論を導く。 
 *予言:重力の媒介量子は光子であり、光子の空乏空間が重力量子である。
[電磁気力]
電磁気力とは、素粒子脈動に基づき、素粒子から放出・吸収される光子と光子との相互作­用であり、光子自身の脈動によって、場に放出・吸収される光子のエネルギーと他の光子­のエネルギーとの接触によるエネルギー相互の直接作用である。放出中のエネルギーか吸­収中のエネルギーかによって正の電荷と負の電荷とに分かれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿