2014年5月28日水曜日

ウクライナ軍、空港を奪還 親ロ派50人死亡

ウクライナ軍、空港を奪還 親ロ派50人死亡

朝日新聞デジタル 5月28日(水)1時30分配信
 ウクライナのアバコフ内相は27日、前日に親ロシア派武装勢力が一時制圧した東部ドネツクの国際空港について、軍の奪還作戦が成功したとし、「空港は完全にコントロール下にある」と話した。親ロシア派幹部によると、同派の戦闘員50人以上が死亡。親ロシア派の攻勢に、政府は制圧作戦を強化する考えだ。

 現地の軍広報官によると、武装勢力は26日午前4時半に空港を占拠。軍が明け渡すよう求めたが、拒否したため制圧作戦を開始。空港を空爆した。

 また、東部ルガンスク州の国境で27日未明、武装勢力の車両数十台がロシア側からウクライナに侵入。国境警備隊と戦闘になり、迫撃砲など武器を積んだ数台を取り押さえたが、大半は国境を突破したという。

 ヤレマ副首相は「対テロ作戦はテロリストが一人もいなくなるまで続ける」と語った。広報官は「武装勢力のすべての拠点を把握している」と明言。「彼らが武器を手放さないならば、『精密誘導兵器』による攻撃を開始する」と話した。
朝日新聞社
最終更新:5月28日(水)1時30分

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