2013年8月25日日曜日

ゼロポイントエネルギー


ゼロ・ポイント・フィールド

ゼロ点エネルギー(zero point energy, ZPE)は一般的な科学用語で、量子力学の教科書にも登場するが、ゼロ点場(ゼロ・ポイント・フィールド、zero point field, ZPF)という言葉はあまり一般的ではない。リン・マクタガート著の「フィールド 響きあう生命・意識・宇宙」(文献1)に頻繁に登場する言葉であるが、これはニューエイジ系の啓蒙書である。「フィールド~」に登場し、ユリ・ゲラーの超能力実験を行ったことでも有名なハロルド・パソフ博士らが書いた論文に「ゼロ・ポイント・フィールドのローレンツ力としての慣性」(文献2)というものがあるので、このあたりが語源なのかもしれない。量子場のゼロ点揺らぎのことをさす言葉であるらしい。パソフ博士の論文には「zero point fluctuation」という言葉も登場するが、主に使われているのはZPEである。パソフ博士の発表した文献の一部は「Earthtech International」のPublicationsのページからダウンロードできる。

ゼロ点エネルギー(ZPE)

「零点エネルギー」という言葉はごく普通に量子力学の教科書に登場する。電子などの素粒子の位置は不確定であり、「波動関数」を用いて確率論的にしか表せない。このことを古典論的に解釈すると、素粒子は静止することはなく、絶えずある程度動き回っていることになる。つまり運動エネルギーがゼロになることはない。たとえば、無限に深い、幅Lの井戸型ポテンシャルの中の質量mの粒子のZPEはh^2/(8mL^2)となる。ここでhはプランク定数であり、非常に小さな数字である。mが大きいほどZPEは小さくなることがわかるが、mが大きい粒子(たとえばサッカーボール)の場合、ZPEはほぼゼロに等しい。ZPEは量子力学的微粒子の場合に限って有為な大きさになることがわかる。また、幅Lが小さいほどZPEが大きくなることがわかるが、これは位置と運動量の間の不確定性関係(相補性)によるものである。つまり、位置がはっきりわかる粒子ほど、運動量の不確定性は大きくなり、ZPEも大きくなる。
原子のエネルギー状態は量子力学により決定されており、その様子は原子分光により観測することが可能だ。一番エネルギーが低い状態を「基底状態」と呼び、それよりもエネルギーの低い状態は存在しない。よって、ZPEは取り出すことのできないエネルギーだと通常は考えられている。つまり、微粒子の量子力学的性質をねじ曲げないと取り出せない。ところが、パソフ博士はZPEが原子核の周りに電子をつなぎとめているという仮説を唱えている。(この仮説はまだ立証されていない)(文献3と8) 原子核に引かれて電子がそこに落ち込んでしまわないのは、ZPEから電子が常にエネルギーを供給されているからだと解釈している。さらに、真空を効果的に操作できれば、よりエネルギーの低い基底状態を新しく形成することができるとも主張している。もし原子をこの新しい基底状態に”縮める”ことができれば、ZPEを放射するのではないかと考えている。
パソフ博士はこの仮説により「常温核融合」現象を説明できるかもしれないと指摘するが、同様な仮説を唱える人物は他にもいる。ランダル・ミルズ(Randell Mills)医学博士は水素原子を基底状態以下の状態に遷移させることにより、莫大なエネルギーを放出させることが可能だと主張した。(文献4) (どちらがオリジナルなのかははっきりしない)この存在しないはずの状態のことをミルズ博士は「ハイドリノ」(hydrino)と呼んだ。驚くべきことに、この「ハイドリノ理論」はNASAの支援を受け、冥王星まで行く宇宙船の動力源として利用可能かどうか試験されたことまである。その結論はどうやら「うまくいかなかった」というものであったらしい。「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか―インチキ!ブードゥー・サイエンス」の著者のロバート・L. パーク博士は「ミルズ博士が正しい確率はどのくらいですか?」という問いに対して、その答えは「ゼロだ」と断言している。(文献4) ところがミルズ博士が設立した「ブラックライトパワー社」は一時期多額の投資を集めたようだ。 

真空のエネルギー

ハロルド・パソフ博士は真空中のZPEを無限のエネルギー源として利用可能だと考えている。(文献6と7) ただし、これは永久機関の開発と同程度のむなしい考えで、物理学者のほとんどは絶望視している。(文献3)
量子力学の不確定性原理により、何もないはずの真空中でもエネルギーの揺らぎが生じる。この揺らぎの結果、真空中で素粒子が常に生成消滅を繰り返していると考えることができる。ただし、粒子は必ず反粒子と対になって現れ、一瞬で消えてなくなる。この対の出現は直接的に観測することはできないが、寿命は0.0000000000000000001秒程度だと推測されている。(文献3)真空中で瞬間的に現れる粒子は「仮想粒子」と呼ばれるが、この出現を実感できるのが「カシミール効果(Casimir effect)」である。非常に短い距離を隔てて置かれた金属板の間に存在できる粒子のエネルギー状態は量子化されている。これを古典論的に表現すると、金属板の間には定在波が立つことに相当する。つまり、定在波となる波動関数を持った限られた数の粒子しか金属板の間に出現することができない。その結果、金属板の外に出現する粒子に押され、金属板間には互いに接近しようとする力が生じる。これがカシミール効果である。(文献5) この効果を利用して真空からエネルギーを取り出すことができるかもしれないが、その量は非常に小さい。宇宙全体で考えると莫大な量のエネルギーになるが、ノーベル物理学賞受賞のスティーブン・ワインバーグ博士によると、地球程度の大きさの空間では、そのエネルギーの総量はガソリン1ガロン程度にしかならない。(文献3と14) 物理学者のビクター・ステグナー博士の計算によると、100ワットの電球を1秒間光らせるには、100万分の1メートルの間隔で置かれた、一辺が200キロメートルの正方形の金属板が2つ必要となる。(文献3)
ロスアラモス国立研究所のラモロウ(Steve K. Lamoreaux)博士はワシントン大学にいた時、金でコーティングした石英の薄片を使い、カシミール効果の精密な測定を行った。(文献9) この実験では100マイクロダイン(1ナノニュートン)の力を発生することに成功した。これは約10^(-15)ジュールのエネルギーを抽出できたと考えることができるが、1kgを動かす力を発生させるには、数kmもの長さの板が必要になる。(文献8) さらにこの装置を繰り返し使うには、板を引き離さなければならない。ラモロウ博士は「ヘンテコな連中から注目されて愕然とした」と打ち明けており、「ZPEの一派は、真摯な科学研究をほっぽらかしにして自己宣伝に明け暮れている」とも述べている。(文献8)
パソフ博士が所長を勤めるオースティン高等研究所(Institute for Advanced Studies at Austin)は過去10年間でおよそ10個のZPE抽出装置を検査したが、いずれもものにならなかった。(文献8) こうした装置の中には超音波を水に照射した時に起こる発光現象「ソノルミネッセンス」を応用したものもあった。ソノルミネッセンスとは、水中に生じた微小な泡が消滅(圧壊)する時に、断熱圧縮が起こって高温高圧のミクロな領域が生じ、その際に発光を伴うというものであるが、そのメカニズムはよくわかっていない。なかでも超音波の定在波によって保持された単一の気泡が起こす発光はきわめて強く、単泡ソノルミネッセンス(SBSL)と呼ばれる。(文献10) ノーベル物理学賞受賞のジュリアン・シュウィンガー(J. Schwinger)はSBSLが「動的カシミール効果」であるという説を唱えた。(文献11) 動的カシミール効果とは、二枚の金属板の間隔が急激に変化する場合に、ZPEから光子が放出されるという現象のことである。シュウィンガーは微小な泡が収縮する際にも同様な現象が起こると考えた。この説に刺激されてイギリスのエーベルライン(C. Eberlein)はSBSLの発光が加速度運動をする板とZPEとの相互作用によって光子の放出が起こるウンルー効果によるものだという説を提唱した。(文献12) しかし、エーベルラインの計算によると、気泡は遅くとも、10ピコ秒以内に平衡半径から最小半径まで収縮しなければならない。現在知られている気泡の動力学では、そのような急激な収縮は不可能であり、パソフらも余剰エネルギーはまったく検出できなかった。
Scientific American Frontiersというアメリカのテレビ番組でパソフらの研究が紹介されたことがある。「New Energy Age」でそのビデオクリップを見ることができる。超音波で水中に小さな空気の泡を発生させ、その泡の圧壊により真空のZPEを取り出すという装置が紹介されている。超音波発生装置に指で触れているが、ソノルミネッセンスを起こすことができるような高出力の装置に触れることは一般に勧められない。インタビューでパソフ博士は「20世紀が原子力エネルギーの時代だとすると、21世紀はゼロ点エネルギーの時代かもしれない」と述べている。これに対して、ノーベル物理学賞受賞のスティーブン・ワインバーグ博士は、真空のZPEの存在は認めているが、地球程度の大きさの空間から取り出せるエネルギーは1ガロンのガソリン以下であると述べている。(文献14) 
その他、パソフ博士は真空のZPEについて、次のようにも考えている。(文献3)
  • 重力もZPEによって生じている可能性がある。
  • 慣性は物体が加速される時、ZPEの抵抗によって生じるのではないか。
  • ZPE を正しく扱えれば、宇宙船は光より速く飛べる可能性がある。
著名なSF作家のアーサー C. クラークはこうしたZPEの応用を楽観的に考えており、「3001年終局への旅」ではSHARPという名の慣性消去駆動装置を利用する宇宙船が登場する。SHARPとは、A. Sakharov、B. Haisch、A. Rueda、H. Puthoffの頭文字を組み合わせたものである。(文献1) A. Sakharov(アンドレイ・サハロフ)博士はノーベル平和賞受賞の物理学者であり、残りの3人は文献2の著者らである。サハロフ博士は、ZPEが物質に変わる時、重力が生じるのかもしれないという推論をただ一度だけ述べたことがあるらしい。またSF作家として有名な物理学者のロバート L. フォワード博士は自著「SFはどこまで実現するか」の中で、ZPE装置の組み立て方について述べたことがある。(文献3) このようにZPE装置は、今のところ、SFに登場する小道具にすぎない。
1997年8月、NASAは「推進力に関する物理学のブレークスルーをめざすワークショップ」という会合を後援したが、ここでパソフ博士の仮説も発表された。このような会合にNASAの財源が使われることを公然と非難する科学者もいる。ロスアラモス国立研究所のミロンニ(Peter W. Milonni)博士はセッションの最中「星霊ナントカと言った議論をしている連中がいた」と証言している。「心は開いておかねばならないが、これまで私が見てきたものは、すべてエネルギー保存則に反しているようだ」とミロンニ博士は述べている。(文献8)
http://blogs.yahoo.co.jp/rirateraera/10121570.html


バシャールの研究 – 真空にアクセスするというアイデア、ゼロ・ポイント・エネルギーを、「ウェイブガイド」と呼ばれる装置を使って利用する方法 : バシャール スドウゲンキ




以下、須藤 元気/ダリル アンカ (著), 須藤 元気/尾辻 かおる (編集), 大空 夢湧子 (翻訳) 『バシャール スドウゲンキ』P.122-124を参考にさせていただきました。
「ウェイブガイド」とは、伝導性のある物質を使って、黄金比の寸法でつくった、ある種の空洞の菅(チューブ)、または、ある種の空間。
そこにわずかな電気的エネルギーを加えて振動させると、装置の中に共鳴場ができ、より高いレベルのエネルギーと調和する。
それを増幅させると、ゼロ・ポイント・エネルギーへの扉のカギが開く。
エネルギーが、「ウェイブガイド」 の中を通って集まってくるのだ。
共鳴装置を黄金比の直径と長さでつくると、電気を流したときに、特定の振動数で振動しはじめる。それがより高い振動数の鍵を開け、音叉のように調和的な共鳴を発生させる。
そして、そのより高い振動数が共鳴して増幅したエネルギーとなって管の中を流れ込んでくる、そういうアイデア。
素材、長さ、直径にもとづいた、その特定の振動数が、より高次のエネルギーの扉を開くカギ。増幅されて管の中を流れ落ちてくるエネルギーを、地球上で電気的、あるいは磁気的なエネルギーとして利用が可能。
たとえば、「ウェイブガイド」装置の中に回転する伝導性ディスクの部分をつくり、このディスクにエネルギーが流れ込み、そのディスクで電流を受け取ることによって、ゼロ・ポイント・エネルギーを電気として利用可能になる。
「ウェイブガイド」はゼロ・ポイント・エネルギーを引き寄せるアンテナで、回転する伝導性ディスクは、エネルギーを利用可能な電気に変換する変圧器のようなもの。バシャールの研究 – 真空にアクセスするというアイデア、ゼロ・ポイント・エネルギーを、「ウェイブガイド」と呼ばれる装置を使って利用する方法 : バシャール スドウゲンキ


以下、須藤 元気/ダリル アンカ (著), 須藤 元気/尾辻 かおる (編集), 大空 夢湧子 (翻訳) 『バシャール スドウゲンキ』P.122-124を参考にさせていただきました。
「ウェイブガイド」とは、伝導性のある物質を使って、黄金比の寸法でつくった、ある種の空洞の菅(チューブ)、または、ある種の空間。
そこにわずかな電気的エネルギーを加えて振動させると、装置の中に共鳴場ができ、より高いレベルのエネルギーと調和する。
それを増幅させると、ゼロ・ポイント・エネルギーへの扉のカギが開く。
エネルギーが、「ウェイブガイド」 の中を通って集まってくるのだ。
共鳴装置を黄金比の直径と長さでつくると、電気を流したときに、特定の振動数で振動しはじめる。それがより高い振動数の鍵を開け、音叉のように調和的な共鳴を発生させる。
そして、そのより高い振動数が共鳴して増幅したエネルギーとなって管の中を流れ込んでくる、そういうアイデア。
素材、長さ、直径にもとづいた、その特定の振動数が、より高次のエネルギーの扉を開くカギ。増幅されて管の中を流れ落ちてくるエネルギーを、地球上で電気的、あるいは磁気的なエネルギーとして利用が可能。
たとえば、「ウェイブガイド」装置の中に回転する伝導性ディスクの部分をつくり、このディスクにエネルギーが流れ込み、そのディスクで電流を受け取ることによって、ゼロ・ポイント・エネルギーを電気として利用可能になる。
「ウェイブガイド」はゼロ・ポイント・エネルギーを引き寄せるアンテナで、回転する伝導性ディスクは、エネルギーを利用可能な電気に変換する変圧器のようなもの。
 
 
 
正多面体  準正多面体    黄金比   大和比
 
 
黄金比    白銀比
 
http://blogs.yahoo.co.jp/rirateraera/10121426.html

http://blogs.yahoo.co.jp/rirateraera/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%BC%A5%ED%A5%DD%A5%A4%A5%F3%A5%C8&sk=0






 


Hudson Powder
dwvandさんが 2010/12/12 にアップロード
7500 - 8000 cc H2O
200 cc concentrated 35 molar Muratic Acid
200 cc sulphuric Acid
15 -16 ounces of Limestone powder (or 2 lbs if used alone)
Volcanic Sand, Arizona Sand See video for details
Thomas has been involved with ORMUS since (at least) 1995. His work with water traps and his unique trapped water he sells off his website
www.cherokeegold.net
has made quite a name for himself. Not to mention, his dedication to the ORMUS community involvement by producing the ORMUS conference at Enota GA in 2009. He is doing it again in 2011. There will be speakers such as David Wolfe, Don Nance, Joe Lello and many other well known lectures in the ORMUS field. I myself will be speaking as "the new guy" having only been involved in ORMUS for around 2 years.
It learn more about ORMUS check out these sites
http://www.subtleenergies.com/ormus/tw/articles.htm
http://www.cherokeegold.net/
http://www.atlantisalchemy.com/
Become a member of our group on Yahoo ORMUS Group
 

 
 
 
賢者の石
 

無音の爆発を起こして消滅する謎の怪物質

話はいったん1970年代半ばにさかのぼる。アリゾナ州フェニックスの郊外の富裕な農場主デヴィット・ハドソンは、所有する広大な土地の地味が余りに悪すぎて、ろくな収穫も上げられないのに業を煮やし、2年がかりの土地改良計画に着手した。ところがナトリウム成分過多で水分が浸透しない土壌に、濃硫酸を何トンも大量にぶち込むなどしてあれこれ手を打ち、変質し始めた土壌のサンプルをあちこちから採取してテストするうちに、説明のつかない特異な性質を示す謎の成分に出くわしたのだ。
抽出されたその成分は白いビーズ状物質で、アリゾナ特有の熾烈な太陽光線に曝してセ氏100度以上に加熱乾燥させたとたん、ものすごい白光を放って無音の爆発を起こし、完全に消滅した!
とても不思議な爆発で試しにそばに鉛筆を立ててもう一度やってみたところ、鉛筆は倒れもせずに片側だけが焼け焦げていた。るつぼで溶かして比重をしらべると金か銀ぐらいだが、特有の延展性がなく、ハンマーで叩くとガラスみたいに砕けてしまった。驚いたハドソンは、この怪物質をニューヨク州のコーネル大学の科学教授、ドイツの分光分析専門家、さらにイギリスのハークウェル原子力公社技術研究所へ送って調べてもらったが、どこの分析機も歯が立たず、トンチンカンな結果を出しただけだった。
ようやくロシア科学アカデミーの協力が実現して、世界最高性能を誇る分光分析機で調べた結果、問題の白いビーズ状物質は、なんと驚いたことに、加熱時間の長さに応じて金属の種類がどんどん変わっていくという、これまでの科学上知られていなかった不可思議な反応を示すとこが確認された
加熱時間が長くなり、融点がどんどん上がるにつれて、金のほかにバリウム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジウム、オスミニウムと、白金族の金属が次々に探知されたのだ。


重さが変化したり見えなくなる奇妙な振舞い

さらに、加熱と冷却を規則正しく続けると、サンプルの重量がそれにつれて変動した。いつも特定の温度に達したとたん、白いビーズ状物質は光りだして、量子力学で言うハイスピンで単原子のパウダー(粉末)状態に分解したことがわかった。
ハイスピン”とは粒子が静止していても内在する特殊な角運動量の増大状態を言う。“単原子”とはそのハイスピンのために原子間の結合が破れて、原子がバラバラな単独状態を言う。常温では不活性な希ガス(ネオン、アルゴンなど)に見られる。
金がこのハイスピン単原子状態になって普通の金に戻れなくなると、電子が純白光を発するため白く見える極微細なホワイトパウダー状態になるものと推測された。(以後ホワイトパウダーゴールドと呼称)
そしてなんどやってもテスト開始時のサンプルの重さが、ホワイトパウダー化すると、常に劇的に56%まで低下した。あとの44%の重さはどこへ消えるのか?
だがさらに加熱を続けると、ちょうどセ氏1160度で、この物質はすばらしく透明なガラス状になり、同時に重さも最初の100%に戻った。
そんなことはありえないはずだが、なんど繰り返しても同じ現象が起きた。ある冷却プロセスの時には、最初の重さが400%(4倍)に増えたが、再加熱すると今度は重さが無くなって、はるかゼロ以下になった!
ハドソンの証言では、このとき、サンプルは視界から完全に消えたと言う
そのあとサンプルを計量皿から取り除いたとき、実験者は本来の空っぽの皿のほうが、ホワイトパウダーゴールドが乗っていたときより重い事に気がついた。これはホワイトパウダーゴールドに、その無重力・反重力性を皿に転化する能力があるからだと思われた。つまり、計量皿まで一緒に“空中浮揚”したわけだ!
物体の空中浮揚は、現代科学では超伝導状態で発生することが知られている。超伝導(超電導)は電気抵抗がゼロになり、磁場を閉め出し、はねつける完全反磁性の状態をいう。周知のように日本でも、この原理を応用した磁気浮上式高速鉄道が開発途上にある。
確かにホワイトパウダーゴールドも、冷却中でも過熱中でも超電導になっていることがわかった。だが、超電導現象は目下のところ、人為的に冷却した極低温でしか起こらないとされている。
ホワイトパウダーゴールドが加熱と冷却によって超伝導体になったとすれば、これは新タイプの天然型超電導現象ということになる。

ゼロポイント・エネルギー理論ならば説明可能

ここまで事態が進展した段階でハドソンはテキサスの高等科学研究所所長、ハロルド・パソフ博士を紹介された。博士はスタンフォード研究所時代にリモート・ビューイング(遠隔透視)に理解を示した高名な物理学者で、近年はゼロ・ポイント理論の第一人者として知られている。
ゼロポイント・エネルギーとは、量子力学が正しい限り、真空に無限に存在するという仮想エネルギーを言う。空間の超物理的特異点が大爆発して現在の宇宙が創生されたとする魔法じみたビッグバン説も、この説が正しければ説明できるかもしれない。
パソフ博士は重力をゼロポイント・エネルギー波動の力と見て、物質がこの3次元世界と別次元の両次元にまたがって反応しはじめると理論上その引力重量(重さ)が9分の4失うはずと予想していた。これは44%で、実験中にホワイトパウダーゴールドの重さが、56%にまで減少した事実とぴたり合致する!またパソフ博士は、加熱されたホワイトパウダーゴルドの重さがゼロ以下(反重力状態)に成った時の計量皿より空っぽになった計量皿のほうが重かったのは、重力が時空の性質を決定するからで、この時点のホワイトパウダーゴールドは時空を曲げる“エキゾチックマター(異常物質)”だった可能性が高いとした。
エキゾチックマターとは、ブラックマター(暗黒物質)ととともに、現代物理学の分野で熱い論争を呼んでいる仮想物質だ。重力とは逆の働きをする斥力(反重力)を持つ虚質量物質とされるが、ホワイトパウダーゴールドの重さがゼロ以下___マイナスになったのは、ゼロを境に重力ではなく斥力の作用を受けるようになったからだという。
ただし、そのような物質はその時点では別の次元と共振しているので、こちらの次元では完全に見えなくなるはず、と博士は理論的に推測した。これもハドソンは「確かに私のサンプルは、重さがなくなると視界から消滅した」と確認した。
これは文字通り、並列存在する別世界------SFで言うパラレルワールド、時空の第5次元(この世界を3次元空間プラス時間次元として)に転移していることを意味している。となれば、ファラオが死後に復活するとされた“光の軌道”とか“ムフクズティの地”こそは、その第5次元時空を指ているのかもしれない。
上記の記事は2005年9月 NO298 ムー38,39,40頁より転載
ハイスピンで原子がばらばらになるということは「強い力」がハイスピンには負けるということだろうか?ゼロポイントが5次元に物質が移行することを予言しているのならば、ランドールの素粒子の、あるいはグラビトンの5次元への移行と言うのは、遠慮しすぎで、もっと大きな原子核自体が移行する、物質も移行するということなのではないだろうか?そうだとすると現代物理がこの賢者の石、エリクシールの実験でまだまだ発展があるということなのだろうか?錬金術が解けてくるのかもしれない。わくわくすることになってきそうだ。それともまったく5次元とは関係ないのだろうか?
http://blogs.yahoo.co.jp/rirateraera/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sk=0&sv=%A5%BC%A5%ED%A5%DD%A5%A4%A5%F3%A5%C8&p=2

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