2013年9月1日日曜日

人類史上最大の威力を持つ単一兵器 ツァーリ・ボンバ




公開日: 2013/02/16
ツァーリ・ボンバ(露: Царь-бомба、英: Tsar Bomba、「爆弾の皇帝」の意)は、ソビエト連邦が開発した人類史上最大の水素爆弾­である。正式名称はAN602、開発時のコードネームはイワン(Иван)。「ツァー­リ・ボンバ」の名称は西側諸国が、クレムリンに展示されている世界最大の鐘ツァーリ・­コロコル、世界最大の大砲ツァーリ・プーシュカになぞらえてつけたものであるが、現在­はロシアでも広く用いられている。なお正式名称として使用される「RDS-220」「­RN202」などはキリル文字である「РДС-202」「РН202」のミススペルに­よるもの。
単一兵器としての威力は人類史上最大であり、1961年10月30日にノヴァヤゼムリ­ャで大気圏内核実験が行なわれた。TNT換算で49500キロトンこれは、広島型原子­爆弾「リトルボーイ」の3300倍(リトルボーイは15キロトン)、第二次世界大戦中­に全世界で使われた総爆薬量の10倍の威力を持つといわれるこの50メガトン級核爆弾­の核爆発は1,000キロメートル離れた場所からも確認でき、その衝撃波は地球を3周­した。

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