2014年6月17日火曜日

<セシウム>「吸収植物で緑色を発する」…可視化技術を開発

<セシウム>「吸収植物で緑色を発する」…可視化技術を開発

毎日新聞 6月16日(月)19時20分配信
 ◇物質・材料研究機構(茨城県つくば市)のチーム

 植物に吸収されたセシウムを可視化する技術を開発したと、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)のチームが16日、発表した。東京電力福島第1原発事故を受け、土壌中の放射性セシウムを高効率で除去する植物の開発に役立つという。

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 チームは、セシウムと結合すると緑色などを発する溶液を開発し、セシウムを含む培地でアブラナ科のシロイヌナズナを栽培した。顕微鏡で観察すると、一つ一つの細胞の中心部が緑色に光っている様子をとらえることに成功した。この場所は、老廃物をためる「液胞」という。

 除染をめぐっては、植物を利用する方法が検討されているが、実用化できるような吸収力の高い植物は見つかっていない。

 同機構の有賀克彦・超分子ユニット長は「除染用の植物の開発だけでなく、作物にセシウムが蓄積されていないかの確認にも活用できる」と話す。【相良美成】
最終更新:6月16日(月)22時7分

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