「匂う」FCV用燃料をカリフォルニア大学が開発
米カリフォルニア大学アーバイン校の燃料電池研究センターがFCV(燃料電池車)用の環境に優しい水素発生システムを開発したそうです。

その原材料は何と、人間の「排泄物」。
同センターはこのシステムをカリフォルニア州政府と米エネルギー省から1000万ドル(約10億円)の資金援助を受けて開発したと言います。
オレンジ・カウンティ地区内のファウンテン・ヴァレー下水処理設備で排泄物により作られた水素は同地区内に無料で供給される模様。
具体的には原材料となる排泄物を水と固体に分離した後、固体を大量の微生物を充填した真空タンクへ送り込み、微生物が吐き出すメタンガスとCO2を燃焼させ、その際に発生する気体を研究チームが開発した装置に送って水素を抽出するというもの。

以前にアウディが水を電気分解して水素を生成する大規模な自社製プラントを建設、FCV本格普及までの間、生成した水素にCO2を反応させて合成メタンガスを発生させる事業をスタートさせたという話題をお届けしましたが、今回はこの逆バージョン。
ヒュンダイが早速この地区の無料水素に目を付けており、FCVのリース事業を開始するようで、トヨタ、ホンダ、メルセデス・ベンツ、GMなどの各社も開発中のFCVを同地区で販売する予定とか。

水素燃料が無料で支給されるとなれば、FCVを世界にアピールするのに絶好のロケーションというワケです。
ただ、原材料が発する「匂い」については課題が残りそうですが・・・
〔関連記事〕
アウディ 水からメタンを生成、CO2排出を防止
http://clicccar.com/2013/12/03/239095/
水素の液体化で体積500分の1に! FCVに革命 !!
http://clicccar.com/2013/08/19/228146/
(Avanti Yasunori)

その原材料は何と、人間の「排泄物」。
同センターはこのシステムをカリフォルニア州政府と米エネルギー省から1000万ドル(約10億円)の資金援助を受けて開発したと言います。
オレンジ・カウンティ地区内のファウンテン・ヴァレー下水処理設備で排泄物により作られた水素は同地区内に無料で供給される模様。
具体的には原材料となる排泄物を水と固体に分離した後、固体を大量の微生物を充填した真空タンクへ送り込み、微生物が吐き出すメタンガスとCO2を燃焼させ、その際に発生する気体を研究チームが開発した装置に送って水素を抽出するというもの。

以前にアウディが水を電気分解して水素を生成する大規模な自社製プラントを建設、FCV本格普及までの間、生成した水素にCO2を反応させて合成メタンガスを発生させる事業をスタートさせたという話題をお届けしましたが、今回はこの逆バージョン。
ヒュンダイが早速この地区の無料水素に目を付けており、FCVのリース事業を開始するようで、トヨタ、ホンダ、メルセデス・ベンツ、GMなどの各社も開発中のFCVを同地区で販売する予定とか。

水素燃料が無料で支給されるとなれば、FCVを世界にアピールするのに絶好のロケーションというワケです。
ただ、原材料が発する「匂い」については課題が残りそうですが・・・
〔関連記事〕
アウディ 水からメタンを生成、CO2排出を防止
http://clicccar.com/2013/12/03/239095/
水素の液体化で体積500分の1に! FCVに革命 !!
http://clicccar.com/2013/08/19/228146/
(Avanti Yasunori)
http://clicccar.com/2014/03/20/249672/
水素の液体化で体積500分の1に! FCV(燃料電池車)に革命!!
FCVの発売を2015年に控え、インフラ整備が進む中、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)やHySUT(水素供給・利用技術研究組合)との共同事業で「千代田化工建設」が水素の取り回しを画期的に向上させる技術を開発した模様。

日経新聞が伝えたもので、水素を液体化して体積を500分の1に縮小、常温・常圧で貯蔵や輸送が可能になるそうです。
国際的にも既に注目を集めているようで、水素をガスの状態で500分の1にするには500気圧の高圧ボンベに詰める必要が有りますが、「MCH(メチルシクロヘキサン:C7H14)」化すればガソリンと同じように扱える模様。
技術的には水素と有機溶剤のトルエンを化学反応させることでMCHを生成。
水素をトルエンに結合させる技術は以前から確立していたそうですが、これまで実用化されていなかったのは、MCH化した水素を再びガス状に戻す「脱水素化技術」が確立できていなかった為。

千代田化工建設では2002年から脱水素化技術に取り組み、10年がかりで実用化の目処をつけたそうです。
脱水素化には自動車用の排ガス浄化装置と同様の白金触媒を利用。触媒は劣化しても回収して再利用が可能。
1nm(ナノメートル)まで小さくした白金をアルミナ上に吸着させているのがポイントで、他にも各種工夫がなされており、容易に真似が出来ない技術と言います。
物流上は産油・産ガス国で天然ガスや石油の随伴ガスから水素を生産後、MCH化してタンカーで消費国へ輸送。 消費国で液体貯蔵したMCHを随時触媒で分離して水素を取り出し、化学工業や発電、FCV用に供給する流れに。
将来的には風力や太陽光など再生可能エネルギーを使って水素を生産して利用、CO2を排出しない低炭素社会づくりに繋げたいとしています。
今回の開発は「如何にして水素を大量に効率良く貯蔵するか」が主題だったようで、同社のデモ用プラントには国内外からの見学者が絶えない状況。

この技術はIEA(国際エネルギー機関)も「他に無い技術」と高く評価しているそうで、同社は今後3年以内にサプライチェーン(産油国・商社・海運会社・化学会社)を組んで事業化を目指すようです。
将来この装置が大幅にコンパクト化されて水素供給ステーションでも同様の脱水素処理が可能になればインフラ拡充にいっそうの弾みがつくことになりそうです。
(出展 千代田化工建設)
■千代田化工建設 Webサイト
http://www.chiyoda-corp.com/index.html
■NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
http://www.nedo.go.jp/
■HySUT(水素供給・利用技術研究組合)Webサイト
http://hysut.or.jp
〔関連記事〕
・GMとホンダが次世代燃料電池システムを共同開発へ!
http://clicccar.com/2013/07/03/224485/
・FCVの国際安全基準に日本案が採用される !?
http://clicccar.com/2013/06/25/223622/
・経産省がFCV(燃料電池車)の保安基準整備を1年前倒し!
http://clicccar.com/2013/05/29/221416/
・究極のエコカー「燃料電池車」の時代は実はすぐソコまで来ている !
http://clicccar.com/2013/05/08/219216/
・トヨタ・ホンダなど「FCV(燃料電池車)」を500万円以下で次々発売 !
http://clicccar.com/2013/04/09/217319/
・「本当の低公害車」を考える!地球に最も優しいシステムとは?
http://clicccar.com/2013/04/01/216759/
・燃料電池でダイムラーとルノー・日産、フォードが提携、2017年に量産FCVを発売
http://clicccar.com/2013/02/22/213602/
・トヨタとダイムラーが予定するFCVの壮大な普及計画が判明 !
http://clicccar.com/2013/02/13/212741/
(Avanti Yasunori)

日経新聞が伝えたもので、水素を液体化して体積を500分の1に縮小、常温・常圧で貯蔵や輸送が可能になるそうです。
国際的にも既に注目を集めているようで、水素をガスの状態で500分の1にするには500気圧の高圧ボンベに詰める必要が有りますが、「MCH(メチルシクロヘキサン:C7H14)」化すればガソリンと同じように扱える模様。
技術的には水素と有機溶剤のトルエンを化学反応させることでMCHを生成。
水素をトルエンに結合させる技術は以前から確立していたそうですが、これまで実用化されていなかったのは、MCH化した水素を再びガス状に戻す「脱水素化技術」が確立できていなかった為。

千代田化工建設では2002年から脱水素化技術に取り組み、10年がかりで実用化の目処をつけたそうです。
脱水素化には自動車用の排ガス浄化装置と同様の白金触媒を利用。触媒は劣化しても回収して再利用が可能。
1nm(ナノメートル)まで小さくした白金をアルミナ上に吸着させているのがポイントで、他にも各種工夫がなされており、容易に真似が出来ない技術と言います。
物流上は産油・産ガス国で天然ガスや石油の随伴ガスから水素を生産後、MCH化してタンカーで消費国へ輸送。 消費国で液体貯蔵したMCHを随時触媒で分離して水素を取り出し、化学工業や発電、FCV用に供給する流れに。
将来的には風力や太陽光など再生可能エネルギーを使って水素を生産して利用、CO2を排出しない低炭素社会づくりに繋げたいとしています。
今回の開発は「如何にして水素を大量に効率良く貯蔵するか」が主題だったようで、同社のデモ用プラントには国内外からの見学者が絶えない状況。

この技術はIEA(国際エネルギー機関)も「他に無い技術」と高く評価しているそうで、同社は今後3年以内にサプライチェーン(産油国・商社・海運会社・化学会社)を組んで事業化を目指すようです。
将来この装置が大幅にコンパクト化されて水素供給ステーションでも同様の脱水素処理が可能になればインフラ拡充にいっそうの弾みがつくことになりそうです。
(出展 千代田化工建設)
■千代田化工建設 Webサイト
http://www.chiyoda-corp.com/index.html
■NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
http://www.nedo.go.jp/
■HySUT(水素供給・利用技術研究組合)Webサイト
http://hysut.or.jp
〔関連記事〕
・GMとホンダが次世代燃料電池システムを共同開発へ!
http://clicccar.com/2013/07/03/224485/
・FCVの国際安全基準に日本案が採用される !?
http://clicccar.com/2013/06/25/223622/
・経産省がFCV(燃料電池車)の保安基準整備を1年前倒し!
http://clicccar.com/2013/05/29/221416/
・究極のエコカー「燃料電池車」の時代は実はすぐソコまで来ている !
http://clicccar.com/2013/05/08/219216/
・トヨタ・ホンダなど「FCV(燃料電池車)」を500万円以下で次々発売 !
http://clicccar.com/2013/04/09/217319/
・「本当の低公害車」を考える!地球に最も優しいシステムとは?
http://clicccar.com/2013/04/01/216759/
・燃料電池でダイムラーとルノー・日産、フォードが提携、2017年に量産FCVを発売
http://clicccar.com/2013/02/22/213602/
・トヨタとダイムラーが予定するFCVの壮大な普及計画が判明 !
http://clicccar.com/2013/02/13/212741/
(Avanti Yasunori)
http://clicccar.com/2013/08/19/228146/
0 件のコメント:
コメントを投稿