【夏・要注意】「顔がかゆい!」は、”顔カビ”を疑え!
皮脂が大好物のマラセチア菌。汗や脂でベタつく真夏、顔が痒くなったら要注意!皮膚炎にもいろいろな種類がありますが、今回は脂漏性皮膚炎について、症状や自分でも普段からできる対策をまとめてみました。
更新日: 2013年09月06日
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▼カビが原因で起きる「脂漏(しろう)性皮膚炎」
GettyImagesPhoto by Jupiterimages / Polka Dot
でも、悪いことばかりじゃないんですよ。
でも…
マラセチア菌は皮膚の表面に常在している脂が好きなカビ
皮脂や汗などの分泌物が増え過ぎると…
吹き出物ができたり(ニキビ)、皮脂にふくまれる脂肪酸が酸化すると臭いを発したり(加齢臭)と、ちょっと厄介な面もあります。
また…
赤みのある境界のはっきりした湿疹で、皮膚がふけのように細かくむけてきます。
当初の症状が、ほかの皮膚炎(アレルギー性皮膚炎や刺激性皮膚炎)と似ているため、脂漏性皮膚炎とは知らないまま、かゆみなどに悩んでいる方はかなり多いと推定されています。
▼脂漏性皮膚炎が他の皮膚炎と大きく異なる特徴とは…?
原因が、カビの一種(真菌)だという点です
←こちらが顔にもいるカビ「マラセチア菌」。
「マラセチア菌は、顔や頭だけでなく、体のほうでも繁殖することがあります。その場合、首筋や胸、背中や腕など上半身で白いかさかさした病変を作ることが多く、炎症があると赤みも加わります」
参照:http://aoihifuka.sblo.jp/article/57665291.html
「マラセチア菌は、顔や頭だけでなく、体のほうでも繁殖することがあります。その場合、首筋や胸、背中や腕など上半身で白いかさかさした病変を作ることが多く、炎症があると赤みも加わります」
参照:http://aoihifuka.sblo.jp/article/57665291.html
▼治療法は?
厚いかさぶたが付着しているときは亜鉛華単軟膏(あえんかたんなんこう)や親水軟膏を厚めに塗った布を貼(は)ります。赤みが強いときは、副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン(ステロイド)薬を塗ります。ビタミンB2、B6などを内服します。
しかし、上記の投薬で必ず治ると保証されるものではないようです。
例え軽症の段階でも、自己判断は禁物。必ず医師に相談しましょう!
例え軽症の段階でも、自己判断は禁物。必ず医師に相談しましょう!
▼自分で注意できること
①食事
中医学で脂漏性湿疹は、胃腸にこもった熱に原因があると考えられることがあります。辛いものや脂の多い肉類・揚げ物など摂り過ぎていませんか?
※避けたい食材(熱を生みやすいもの)
肉類、香辛料、燻製類、刺身、甘いものなど
※オススメの食材(熱を冷ましてくれるもの)
きゅうり、トマト、ナス、貝類(アサリやしじみなど)、海草類(ワカメ・ヒジキなど)
GettyImagesPhoto by Medioimages/Photodisc / Photodisc
ビタミンB群(とくにB2、B6)とビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早める働きをするようです。
但し、自分の「体質」もありますから、食事療法も医師と相談しながら進めると良いでしょう。
中には「食事療法はこの皮膚炎にはあまり意味がない」とおっしゃる先生もいるようです。
但し、自分の「体質」もありますから、食事療法も医師と相談しながら進めると良いでしょう。
中には「食事療法はこの皮膚炎にはあまり意味がない」とおっしゃる先生もいるようです。
②リネン類は清潔に
GettyImagesPhoto by Erik Snyder / Digital Vision
③エアコンの掃除はこまめに
④過剰保湿、過剰殺菌に気をつける
GettyImagesPhoto by Stockbyte / Stockbyte
http://matome.naver.jp/odai/2137549527765946701
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